このブログにアクセスくださいましてありがとうございます。
この記事はグラフィックデザイナーで姓名判断研究家・ネコヒートが書いております。
今回は「わるいやつらの姓名判断」を書いてみましたよ。
「わるいやつら」というのは犯罪を犯した人物、つまり極悪人のことです。
姓名判断を研究する者としては、避けて通れない「禁断の企画」に足を踏み入れることになったわけです。
なにが禁断かと言いますと、登場する「わるいやつら」と同じような画数の人がいて、その人たちがそれを見て不安になってしまわないかどうか…。
「わるいやつら」と同じ画数構成でショックを受けて寝込んだり、次の日からグレ始めたりしても責任は取れませんからね。
そして、万が一、画数が良かったらどうしよう…。
…姓名判断研究家として少々困った事態にもなりかねません。
というわけで、みんながドキドキする可能性を秘めたこの企画、あまりご自分のメンタルに自信のない人は、興味本位で覗かないでください。
そして、覗いてしまった人は人で、記事の内容を真に受けすぎないようによろしくお願いします。
あくまでも「姓名判断エンタメ」というコンセプトの上でやっていることをご了承くださいね。
さて、極悪人って、画数が悪かったり、三才配置が悪かったりするのでしょうか?
極悪人ならではの「共通の数字」があったりするのでしょうか?
今回登場する極悪人は、特大級のニュースとして取り上げられた人物たちを思いつくままに取り上げてみました(随時増やしていきます)。
- 附属池田小○傷事件のT間M
- 京都アニメーション放火事件のA葉S司
- 相模原襲撃事件のU松S
- 秋葉原通り魔事件のK藤T大
- 埼玉愛犬家○人事件のS根G
- 新幹線無差別○傷事件のK島I
- 座間9人○害事件のS石T浩
- 大阪クリニック放火○人事件のT本M雄
- 幼女連続○人事件のM崎T
- 北九州監禁○人事件M永F
- 尼崎連続変○事件S田M代子← NEW!
どの事件もあまりに有名で世間に衝撃を与えたものばかり。
事件の詳細に関しましては、それぞれについては軽く触れる程度に留めます。
興味のある人はご自分で検索なさってくださいね。
さて、極悪人の名前発表いたします。
姓名判断の哲学がいったい何を示してくれるのか、さっそく観ていきましょう!
ドーゾッ!
1. 附属池田小○傷事件の極悪人
事件概要
2001年大阪教育大学附属池田小学校に侵入した犯人が児童と教師あわせて23人を○傷した事件。
発生年月 | 2001年 |
○亡者 | 8人 |
負傷者 | 15人 |
犯人 | 宅間守(死刑執行済) |
メモ
宅間守の母親は、彼がお腹に宿ったときに、「この子はアカン、絶対産んではアカン…堕さなアカン…」と呟いていたとか…。
女性の勘って鋭いですからねぇ…。
姓名判断
最初の極悪人の名前は、宅間守。
事件当時38歳。
パッと見、良いんですよね、ちょっと信じがたいですが…。
以下が、宅間守のチャートです。
合計ポイント5pt。
一見低そうに思うかもしれませんが、実はまぁまぁ良い名前の部類に入ります。
名前ぜんたいの画数、マップ(総格)は、24「成金ミリオネア運」で大吉数。
「人と金がワンサカ集まってくる」大人気の画数で、命名・改名するときはこの画数から選ぶ人が多いのではないでしょうか?
その他の画数7、18も、一応は吉数。しかし、実はこれがちょっとした問題なのです…。
7は「剛情フロンティア運」で、吉数ではありますが人間関係トラブルと事件・事故運がつきまとう凶意を含んだアヤシゲな数字だし…。
18は「一気通貫マッスル運」も同様、事件・事故運を内包したアブナイ吉数…。
要は、五行思想で言いますと「7と8は金性」に属する数字だから「事件・事故運」を持っているというわけなのです。
そして、これらが2個ずつある(数意が強調される)こと、が宅間守の名前における大きな特徴と言えるでしょう。
さらに話を「三才配置」に変えますと…。
三才配置とは、「ハウスーライフ」、「ライフーベース」の数字同士の相性のことなのですが、
これらの7、18という数字を三才配置で見るとさらに大きな問題がありまして、ここの接続が悪いと、吉数とは言数字の悪い面ばかりがクローズアップされかねません。
7系統と8系統は「金」に属する数字なので、お互いにぶつかり合ってしまう最悪の相性である、というところが話のポイントなのです。
簡単に言ってしまうと、同じ名前のなか(とくに三才配置)に「金」と「金」があるのは危険!ということなんですね。
チャートを再掲しましょう。
あらためてチャートを見てもらうとわかりますが、「ハウスーライフ」「ライフーベース」の相性がともに負の最大値である「-20」になっているところからもお分かりになる通り。
さらに図式化されていないところで考えると、これら7、18「金」と、マップ(総格)24「火」の相性も実は最悪ということも付け加えておきたいところです…。
- 「火ー金」は三才配置上で、最凶の組み合わせ
そこら辺から改めて名前を観てみますと宅間守は、
- 言行不一致の人生
- 矛盾を抱えた不満だらけの人生
- やりたいことと資質が噛み合っていない人生
- 反対方向の性格を抱えたまま生きた人生
だったのではないか、と推察され、その結果、暴発した、と言うわけです。
さて、ここまで見ていただいた通り、単純に数字の良し悪しばかりに気を配って作った名前は
「実は危険だ」ということがわかってもらえたように思います。
数字の良いところを引き出すためには、まず「三才配置」という数字同士の相性に気を配るべき。
各数字の良し悪しは、そのあとに調整するのがセオリーです。
これから名付け、改名をお考えの人は、「ただ良い数字を選んで名前を作ればいい」というわけでありませんのでご注意ください。
宅間守のまるで火薬庫のような危険な名前は、皮肉にも、数字が良くても必ずしもいい人生になるわけではないことを示す好例と言えるでしょう。
2. 相模原襲撃事件の極悪人
事件概要
2016年神奈川県にある知的障害者施設「津久井やまゆり園」に侵入した犯人が入園者・職員など計45人を○傷した事件。
発生年月 | 2016年 |
○亡者 | 19人 |
負傷者 | 26人 |
犯人 | 植松聖(死刑確定) |
姓名判断
次の極悪人の名前は、植松聖。
事件当時26歳。
この人物の名前も、思いのほか良いんですよね。
姓名チャートを掲載します。
合計ポイント65pt。
かなりの良い名前になります。
しかし、まるっきり問題がないと言うわけではありません。
マップ(総格)33「野心野望ビースト運」は吉数ではありますが、別名を「帝王数」「神数字」と呼ばれ、あまりに強すぎる画数であるがゆえに頂点か谷底かという極端な結末に導かれがちな数字、だからです。
と言っても、「持っていると神になれる」というわけでは無いところがミソ。
あくまで「神様が持つべき(神聖な)数字」という意味であって、「自分の欲望だけに強運を使おうとするフツーの人間」にとっては、かえって地獄に落ちるだけと言うコワ〜い数字だと言うことなんですね。
大きな理想を語ることは、33画を持つ者の姿勢としては正しいですが、方向性が真逆なのです。
そのほか特徴的な画数は、14「嘘つきピエロ運」でしょう。
とかく外ヅラがよく、見栄っぱりで、浪費家やエゴイストに多い数字。
内側にストレスを溜め込みやすい画数とも言えるかも。この画数を持っている人は、要注意ですよ。しかも、名前への影響力が相当に強い大凶数。
なぜなら、この数字は過去に記事にしてきた「お騒がせタレントランキング」内でもよく出てきていたものだから、ナノデス。
その他ランキングでは目立った出現がなかったにもかかわらず、なぜか「お騒がせタレントランキング」のときに固まって出現したので数えてみましたら、なんと15人中6人が持っておりました…。
この14「嘘つきピエロ運」、世の中を騒がせるニンゲンに多く見られる「ホンモノの凶数」ではないか、と本気で疑っております。
そういうわけで、33「野心野望ビースト運」と、14「嘘つきピエロ運」を持っている人はご注意ください。知らない間にトラブルメーカーや迷惑な人になっていないか、今一度ご自分の言動や行動を振り返ってみることをオススメいたします。
3. 京アニ放火○人事件の極悪人
事件概要
2019年京都アニメーション第一スタジオに侵入した犯人が社員と犯人自身あわせて71人を○傷した事件。
発生年月 | 2019年 |
○亡者 | 36人 |
負傷者 | 35人 |
犯人 | 青葉真司(逮捕・起訴) |
姓名判断
次の極悪人の名前は、青葉真司。
事件当時42歳。
困ったことに、この人物に至ってはトップクラスのよい名前でした…。
姓名チャートを掲載します。
合計ポイントは80pt、トップクラスの良い名前になります。
唖然…ですね。
マップ(総格)38「大番頭エキスパート運」は、根性や覇気が足らずトップを取るところまではいけないという数字。
しかし、番頭さんや秘書などをやらせたら天下一品。
組織になくてはならない人物になること請け合いという吉数です。
三才配置も吉。
おまけに15「最強ラッキー運」や13「愛嬌サクセス運」という大吉数がふたつもありますね。
少々問題点があるとすれば、ライフ(人格)にある25 「唯我独尊ファイター運」かな…。
これはなかなかクセの強い画数で、ネコヒート姓名判断では、一応の成功運を含んだ「人間衝突運」と呼んでいます。
昔からこの数字を吉数にしている本やサイトが多いのですが、凶含みの吉数と思っていただいたほうが良いかもしれません。
つまり、自分起因の人間関係トラブルを多く発生させる可能性のある数字を持っていた、ということ。
「闘志は人一倍。目的を達成するためなら手段を選ばす一直線に突き進む…」という執念とも言える強靭すぎるパワーがあることが問題なのです。
なんでも「すぎる」のはマイナスに働くのが世の常ですもんね…。
しかし、今回の事件でどれだけこの数字(25画)の影響があったのかはわかりません。
全体を見ればこれだけ画数が良い訳で、この数字ひとつがこれだけの事件を起こしたとは考えにくい。
ここらへんが姓名判断の限界点と言えるのかもしれませんね…。
そうなりますと、あとは青葉自身の問題でしょう。
たとえ良い運を運んでくれる名前を持っていたとしても、運の良さを生かせなかったり、悪いことに使ってしまったら元も子もありませんからね。
これは占星術、四柱推命など他のどんな占いでも同じことではないでしょうか?
聞いたところによりますと、事件を起こした動機は「自身の作品を盗作されたことへの恨み」ということらしい…。
そのくらいのことでコロされたらタマッタものではありませんよね。
自暴自棄にもホドがあります。
青葉真司のケースでは、人生はいかに「平常心と向上心のバランスを保つことが大切か」を “姓名判断の哲学” が教えてくれているように思えて仕方がありません。
4. 秋葉原通り魔事件の極悪人
事件概要
2008年秋葉原で発生した通り魔事件。7人が○亡し、10人が重軽傷を負った大事件でした。
発生年月 | 2008年 |
○亡者 | 7人 |
負傷者 | 10人 |
犯人 | 加藤智大(死刑執行済) |
姓名判断
4番目の極悪人の名前は、加藤智大。
事件当時25歳。
いや〜、青葉を上回る高得点。トータル90点を叩き出しました。
姓名チャートを掲載します。
合計ポイントは90pt、当然トップクラスの良い名前になります。
なんでこんな事件を起こしたのか、こちらが聞きたいくらいの名前ですよね。
マップ(総格)41「燦々チャンピオン運」はその道に進んでも成功する男の大吉数。
ベース(地格)15「最強ラッキー運」はツキにも恵まれる大吉数。
吉数だらけで三才配置も吉。
しかし、弱点がないわけではありません。
それは、8と33です。
8「金満アスリート運」は、宅間守のところにも出てきた数字で、基本吉数ですが事件・事故運を秘めています。
33「野心野望ビースト運」も本来は、「帝王数」とか「神の数字」と呼ばれる神聖な数字とされていて、名付けには不向きな画数と言われています。
要するに、「凡人が使うと数字負け」してしまう可能性が高い数字というわけです。
次のような人物しか使いこなせません、おそらく。
- 自分自身を正しく律することができる人物
- 他者のために喜んで力を使うことができる人物
- 高い理想を掲げて邁進できる人物
例えるならば、33画を正しく使いこなせるのは、現実にはいませんが「正義のヒーロー」くらいのものでしょう。
しかし、そんな人は実際にはません(残念ながら)。
つまり33画という数字は名付けには不向きな 「夢の数字」というわけなのです。
まぁ、加藤智大は確かに犯罪史に名前を残すような非常に大きなことをやったに違いありませんが、方向が真反対でしたね。
こんな男のために殺された人たちが不憫でなりません。
個人的にこの秋葉原事件は、姓名判断的な観点から、「33画という数字のコワさを象徴」した大事件だったように思っています。
5. 愛犬家○人事件の極悪人
事件概要
1993年埼玉県熊谷市で発生した○人事件。4人が○亡し、マスコミ報道でも数多くとりあげられた事件でした。
発生年月 | 1993年 |
○亡者 | 4人 |
犯人 | 関根元(拘置所にて病○) |
姓名判断
5番目の極悪人の名前は、関根元。
事件当時51歳。
そうとう昔の事件なのでご存じない方が多いと思いますが、1993年に埼玉県で起きた「愛犬家○人事件」の主犯格だった男の名前になります。
「愛犬家」という文字のせいでユル〜イ印象に聞こえるかもしれませんが、事件自体は非常にエッジの効いたグロい事件となっております。
園子温監督が『冷たい熱帯魚』で取り上げた映画としても有名な事件。
人体損壊シーンなどの迫力がスゴイそうで、私はまだ観ることができていません…。
これだけ派手に取り上げられた理由は、実物の関根のキャラが立っているからに他なりません。
まるで、漫画、なのです。
立ち振る舞いや言動が、ホントウに現実の話にあった話なのかな?と勘違いするほど。
とくに関根の決めゼリフ、「ボディを透明にしてやる」はインパクト大!
興味のある方は検索してみてください。
さて、関根の姓名チャートです。
名前の総合ポイントは5pt。まあ、平均でしょうね。
しかし、持っている画数は相当に強烈。
ここまで読んだ人なら察しがつくことでしょうが、ライフ(人格)にはあの「お騒がせナンバー」の 14画「嘘つきピエロ運」が…。
やはり、関根も持っていましたね。
さらに、“神数字” と呼ばれる33画「野心野望ビースト運」が…。
この14画と33画の数字の組み合わせ、先に登場した、植松聖と同じですね。
繰り返しになってしまいますが、神数字と言っても「持っていると神になれる」というわけでは決してありません。
「神様が持つべき(神聖な)数字」という意味。
大きな理想を大勢の人のために「正しい方向」で使える人こそが持つにふさわしい数字、ということ、なんですね。
植松も関根も違った、というわけなのですが、ふたりの共通項を考えてみるとあらたな方程式が見えてきます。
勘違いした大きな理想+エゴイズム=殺人鬼
さらに、関根の人生をさらに大きく揺さぶり動かしていたのが、20画「浮沈アウトサイダー運」の存在でしょう。
この数字も代表的な大凶数です。浮き沈みの激しい、「天国から地獄への凶誘導」もこの数字が一役買っていたに違いありません。
さて、そんな関根の最期。
これまで被害者の方々の「ボディを透明にしてきた」関根でしたが、拘置所において「自分のボディが透明になってしまった」とのこと…。
心臓発作による病○でした。享年75歳。
結局、反省もせず、責任もとらず、言い訳ばかり…挙句にはテメェのボディを透明にしあの世へ逃げ切りましたとさ…。
おしまい。
6. 新幹線無差別○傷の極悪人
事件概要
2018年東海道新幹線内で発生した無差別○傷事件。
1人が○亡し、3名が重軽傷。
犯人に対して出た「無期懲役」の判決に批判の嵐が巻き起こりましたよね。
発生年月 | 2018年 |
○亡者 | 1人 |
犯人 | 小島一朗(無期懲役) |
姓名判断
6番目の極悪人の名前は、小島一朗。
事件当時22歳。
この事件は、「わざわざ無期懲役になりたい」という小悪党の願望を、前例が無いことを逆手に取られた日本の司法が見事に叶えてあげたという、超不愉快な事件でしたねぇ。
小島の浅い思考回路はこんなでした。
- 働いて生きていくの面倒
- 衣食住すべて揃っている刑務所に入りたい
- そうだ!人を○そう!
ご丁寧に判例を調べ上げ、○刑にならないギリギリの線を学習してからの凶行というからますます呆れます。
しかし、こんな風に思われる刑務所ってもはや意味あるんですかね??
例えば「飯抜き」「虫メインの食事」「ちょっと汚い水」「拷問が日課」「空気が薄い部屋」とか、悪いやつが楽に暮らせない工夫があってもいいんじゃないでしょうか?
基本的人権の尊重とかって言ってますけど、それはフツーに過ごしている人に与えられるものであって、悪いことをしたヤツにまでって思ってしまいます。
小島の姓名チャートです。
この男も、合計45ptと、けっこう良い名前なんですよねぇ…。
しかし、悪のタネ、画数に出ていることは出ていますよ。
ポイントは3つ。
- 自分が楽したいがために人を○す、エゴイズム
- 無駄に緻密な計画性
- やると決めたらトコトンやる実行力
この3つの力が一直線に乗っかって起きた不幸な事件と言えるかもしれません。
3つの力の正体の、ひとつめは「エゴイズム」。
小島の姓名チャートを見たときに、この記事を読んできた人ならおわかりでしょうが、14画「嘘つきピエロ運」の影響です。
これまで何度も出てきていますが、とかく外ヅラがよく、見栄っぱりで、浪費家やエゴイストに多い画数。
かつ、内側にストレスを溜め込みやすく、怒りとともに暴発する可能性が高い危険な画数とも言えます。
ふたつめは、11「我儘ステップアップ運」の影響。
この画数は、「ひじょうに計画性があり人生を緻密にコントロールし順調に発展いく」という数字で、本来なら大吉数のはずなのですが…。
しかし、その緻密さが悪い方向に向かってしまったようですね。
最後の3つ目は、やるときめたらトコトンやる、25画「唯我独尊ファイター運」の影響でしょう。
自分の決めた目標は、まわりを犠牲にしてでも必ずやり遂げるという「戦場向き」な性格で、現代ならとかく人間関係のトラブルが多く発生する画数と言えるでしょう。
ネコヒート姓名判断では、「人間衝突運」なんて呼んでいる、ちょっと問題のある画数(一応吉数)です。
実際、わたしのまわりのマップ(総格)25を持つ人物は、パワハラ社長だったり、まわりから煙たがられる人が多かった印象があります。
共通しているのは、なぜか自信満々に「絶対自分が正しい」と思い込んでいるところ。
以上の3つのポイントが、小島の思考に悪影響を与え「事件」という形になって現れてしまったのではないか、と推察いたします。
しかし、なぜこういうパワーのある数字(良い名前)を持ちながら、生かすことができないのでしょうか?
その他の極悪人もそうなのですが、力を向ける方向が少しでも違っていたのなら、全然違う人生が待っていたものを…といつも思ってしまいます。
こういう連中のお決まりのセリフは、
- 生い立ちが悪いせい
- 世間が悪いせい
- 俺は何も悪くない
なんですよねぇ。
でも、生い立ちが悪くても成功している人は大勢いるわけでして…。
結局こういう不幸な人生にしたのは、「生きるべきモチベーション」が見つけられなかったせいであり、世界を狭くしか観ることができなかった、自分自身のミスなのです。
…ここまで行ってしまうと、もはや、姓名判断では追いつけない領域と言えるのかもしれません。
そういう意味ではこの事件もまた、「ウラナイの無力さ」を知る事件になってしまいました…。
そして、「嫌なことも確かに多い世の中だ。しかし前向きにがんばって生きよう」とあらためて肝に銘じた事件にもなりました。
それにしても、先日も「刑務所に入りたい」という理由から、商業施設で子供のクビを包丁で切りつけた事件が発生しましたね。
犯人は女性でしたが、やはり「刑務所に入りたい」が動機だったようです…。
こうなると、まるで刑務所が「天国」のような場所に見えてしまうのはワタシだけ、でしょうか?
マジメにコツコツ生きている人間がバカを見るようなこの風潮、もう少しなんとかならないものでしょうかね?
7. 座間9人○害事件の極悪人
事件概要
2017年に神奈川県座間市で起きた9人○害事件。
主犯の男が、自○願望のある若者(おもに女性)をX(旧Twitter)で巧みに誘い出し、部屋に招き入れ○害。
金銭と性欲を満たすための犯行を行ったとのこと。
その後、証拠隠滅を図るため、まるで牛や豚を解体するように平然とバラバラし部屋に隠し置いたとか、本人に反省の色がまるでないところなんかも、あまりに衝撃の事件でした。
発生年月 | 2017年 |
○亡者 | 9人 |
犯人 | 白石隆浩(無期懲役) |
姓名判断
7番目の極悪人の名前は、白石隆浩。
事件当時23歳。
この事件も当時おおいに話題になりましたね。
ホラー映画顔負けの人体損壊のグロい話が連発で、話を聞いているだけで気持ち悪くなった人もいたのでは?
姓名チャートを掲載しましょう。
姓名判断的には、極悪人特有と言いますか、そんなに悪くない点数で、25ポイント。
極悪人のくせに、みんなソコソコ良い名前を持っているという、驚きの事実…。
ただ、内容を含め良いのかと言えば、それなりの弱点がある名前と言えます。
とくにライフ(人格)にある22画は、吉凶両極端なゾロ目数。
2系統自体、不平不満数であり神経症を患ったりする人が多い数字でなのですが、一方の利点は、「人の気持ちがわかる」「人に寄り添える」「補佐向き」の性格、というところ。
彼の場合、もともと風俗店の呼び込みをしていたせいで余計話術には長けており、被害者たちの心にうまく付け入ったところを見るに、この2系統の性格を悪用したとみるべきでしょう。
実際、ひじょうに「聞き上手」だったらしいじゃないですか。
このナンバーは、カウンセラー、コンサルタント、プロデューサー、教師など「人を活かす」「人を育てる」仕事に向いているのですが、イヤハヤ、なんとも皮肉な…人生のアヤを感じてしまいますね。
挙げ句の果てには、その長所を、ただ自分のワガママや欲望を満たすために使用し、この凶悪事件を起こしてしまったのが本件最大の残念ポイントです。
さらに、8系統(28画)は金性で「事件・事故運」を内包する危険数であって、それが2つあることで、強調されてしまったではないかと考えます。
白石の場合、9人も○害…というのは、さすがにイキすぎだと思いますが、事件の、いや、不幸の「芽」は確実に名前に潜んでいた、ということになるわけです。
それにしても、そこそこ名前がいいクセに、名前の暗示通り進むべき道にほんの少しの差で届かなかった人がいて…、かたや届いたことでフツウに暮らしている人の差は一体いかほどのものなのでしょうか?
毎度毎度、考えさせられてしまいます。
8. 大阪北新地クリニック放火○人事件の極悪人
事件概要
2021年12月、大阪市北区の雑居ビル4階の心療クリニック「西梅田こころとからだのクリニック」で、犯人を含む計27人が犠牲になった放火○人事件。
発生年月 | 2021年 |
○亡者 | 27名 |
負傷者 | 1名 |
犯人 | 谷本盛雄(現場で○亡) |
メモ
警察の捜査によると、京アニ放火○人事件や、徳島雑居ビル放火事件のニュース記事を頻繁に読んでいた形跡があったらしいですね。
すべての計画は、実行の半年以上前から用意周到に準備していたそうな。
そうなりますと、なぜ「西梅田こころとからだのクリニック」だったのか?ということに関して、先生がやさしかたったから等の評判が良かったから選んだのではなく、単に、放火○害計画を実行するのにふさわしい立地、建物の構造だったから、病気を装い、調査を兼ねて通っていただけなんでしょうね、きっと。
つまり、本当は病気でもなんでもなかった、と。
姓名判断
8番目の極悪人の名前は、谷本盛雄です。
事件当時61歳。
この事件も、大阪新地の繁華街で起きたニュースとして、世間を大変騒がせましたね。
そして、「極悪人シリーズ」では、初のマイナスポイントの人物が登場となりました。
姓名チャートを掲載しましょう。
合計ポイント−50ptは、極悪人の姓名判断シリーズでも、ダントツで悪い点数です。
マップ(総格)36画は、一国一城の主になる力はありますが、何かと人から損害を被ったり、窮地に追いやられたりする、いわゆる「迷惑かけられ運」と呼ばれるナンバーです。
ネコヒート姓名判断では36「義理人情ヒーロー運」 と呼んでおり凶数。
そのほかも吉数ではあるが「事件・事故運」を内包した17「剛力バッファロー 運」もあるし、急転直下の大波乱数で、これまた事件や事故を暗示する19「孤独アーティスト運」を持っており、いやぁ、この名前は、なかなか成功し辛い画数構成になっているように思いますね。
三才配置も、非常に悪い。
12ー17ー24を五行変換すると「木ー金ー火」になり、「凶悪配置」になります。
「凶悪配置」の「木ー金ー火」の項目を調べますと、次のようなお告げ分が…。
“急激な災難・病難に遭遇する配列。不安定な人生になる暗示あり。伸展困難…”
さらに、不吉なのは、7系と9系が「同居する」名前であるということ…。
この組み合わせはあまり大っぴらには言われていませんが、「孤独相」と呼ばれる、組み合わせ。
実際、この谷本、もともと、ひじょうに腕の良い、天才肌の板金工(孤独アーティスト運の効果?)だったらしいんですよ。
しかし、酒癖が悪かったせいなのか、暴力癖や散財癖があったせいなのか、2008年頃に妻の方から離婚を切り出され、「ひとりぼっち」になったあたりから「孤独相」が発動、人生の歯車が狂ってきたようなのですから…。
そして、その3年後の2011年には、無理心中を図るつもりだったのか、元妻宅を訪れ、長男を○害未遂。この罪で、懲役4年を食らいました。
このときの裁判で「ひとりで死ぬのが寂しかったから…」なんて言う「戯言っぽい動機」を口にしていたらしいですから、この頃から「道連れ自○願望」がジワジワと醸成されていったのでしょうね。おーコワ。
そして、それから10年後の2021年、まったく同じ動機で、超迷惑な「リベンジ」を果たすわけです…。
「大阪北新地クリニック放火○人事件」の発生です。
最終的には、犯人の谷本自身を含め、計27人が○亡という大惨事に…。
それにしても世の中に「○にたい人」がなんと多いことでしょう。
「誰でもよかった」とたまたま目の前にいた人間を無差別に切りつける事件もひじょうに多いですよね。
たまたま、そこに居合わせた不幸…計算外の事件の当事者になる非情な現実…突然に○が訪れる驚愕…コワすぎますよね…。
それなら、もはや、いっそ、国も、「安楽○」を認めてあげてはいかがでしょうか?
○にたい人間が希望通りに○ねて、○にたくない人が○されない国になるように…。
(伏せ字ばかりでわかりづらいですよね、すみません…)
もしくは、誰もが、誇らしく、生きるのが楽しくて仕方がない、そんな国にしてくれないでしょうかね?(まっ、無理か)。
こういう巻き添い事件の話を聞くたびに、「人生とはいったい何なのか?」を考えさせられてしまいますね。
26名の無実の人に…合掌。
9. 幼女連続○人事件の極悪人
事件概要
1988年から1989年に東京・埼玉で発生した4件の幼女連続誘拐○人事件。
当初、犯人(宮﨑勤)は「今田勇子」を名乗っており、事件のヒントをあえて公表し警察を挑発したり、逮捕後は、祖父の遺骨を食べたとか、「ネズミ人間が夢に出てきた」と異常なことを口走ったり、ゴシップ系週刊誌が飛びつくような異様な話が満載の事件だったことを記憶しています。
発生年月 | 1989年8月〜1989年12月 |
○亡者 | 4人 |
犯人 | 宮﨑勤(○刑執行済) |
姓名判断
9番目の極悪人の名前は、宮﨑勤です。
事件当時26歳。
この事件も、当時ひじょうに大きくニュースを騒がせましたよね。
しかし、こんな異様な事件を起こした宮﨑もまた、パッと見、良い名前なんですよねぇ、信じられません。
姓名チャートを掲載しましょう。
60点は、かなり良い部類の名前です(わたしより全然良い…)。
マップ(総格)35画は、技芸上達運とも呼ばれる成功数で、とくに女性が持つと良いとされるナンバーだし、ジョブ(外格)11「我儘ステップアップ運」だって順風満帆な出世数。
しかし、ネコヒート姓名判断をお読みの読者なら、ライフ(人格)25とベース(地格)14画の組み合わせの悪さについてはご存知でしょう?
25「唯我独尊ファイター運」は、一応吉数だけど「人間衝突運」と呼ばれる、トラブルが続発するナンバーだし、14「虚飾虚栄スター運(旧:嘘つきピエロ運)」は、エゴイストに振る舞って墓穴を掘る「逆境人生運」なのです。
そして、この2つの相性は極めて悪いんですね。
化学反応的に、ロクな結果を産み出さない、と言いますか。
例えば、先日、「セクシー田中さん」の「脚本トラブル」でお亡くなりになった漫画家・芦原妃名子先生、そして、当記事「極悪人の姓名判断」の6番目に登場した小島一朗が、ズバリ25画、14画、11画を持っていました。
そのほかのお騒がせタレントにも、14や25画を持っている者がひじょうに多いのです。
さて、そんな宮﨑の最期は、2006年2月1日、東京拘置所でのこと。
○刑執行の直前、刑務官に呼び出された宮﨑は、
「あのビデオ、まだ途中だったのに…」
とつぶやいて刑場に向かったそうです。
ビデオを観ている途中に、近所への買い物に無理やり付き合わされたかのような、まるで緊張感のないセリフ…。
最後の最後まで「現実」と向き合わず、フワフワした夢うつつのなかで、この世とオサラバしたそうな。享年45歳。
しかし、こんな現実と向き合えないような「虚構の世界の住人」を○刑にする意味って、そもそもあるんですかね?
現実を、遺族の魂の叫びを、切実に突きつける意味で、究極の反省を求めるという意味において、◯刑の意味ってあると思うんですけどねぇ。
皆さんはどう思いますか?
10. 北九州監禁○人事件の極悪人
事件概要
主犯・松永太(当時35歳)が、内妻・緒方純子の家族たち(6人)の「王」となり、横暴に振る舞った挙句、身内同士で○し合いをさせ、○体の処理までやらせていたという前代未聞の怪事件。
しかも、いい年齢をした大人の男が何人も登場しますが、なぜかナスすべなく、当たり前のように松永ひとりに操られてしまう不気味さ…。
人間は案外簡単に洗脳、コントロールされるものだなぁと、事件内容そのものより、そちらの方に衝撃を感じましたね。
発生年月 | 1996年〜2002年 |
○亡者 | 7人 |
犯人 | 松永太 |
量刑 | ○刑(未執行) |
姓名判断
10番目の極悪人の名前は、松永太です。
事件当時35歳。
前代未聞の凶悪事件の極悪人の名前はいかほどのものなのか?
松永太の姓名チャートです。
松永の名前は、なんと、-35pt。
赤点ネームでした。
しかし、驚くのは、実質4格の画数構成の中で、3つが7系統と9系統という不気味な画数構成の方です。
マップ(総格)は17「剛力バッファロー運」で、事件・事故運を暗示するナンバーだし、ライフ(人格)とジョブ(外格)の9「爆発シックスセンス運」も、事件運を持つ「破壊逆境数」と言われています。
この段階で、「北九州監禁○人事件」は、名前に潜む「悪魔」が引き寄せたような気がしないでもありません。
そして、松永のヤバイところは、自分自身では一切手を下さないところ、なんですね。
一例を挙げてみましょう。
この松永、かなり横暴で、キレやすく、自分が気に入らないと、「通電」と呼ぶ「電気ショック」を与え、○害するそうな。
Rさんという女性(当時33歳)が「通電」で○害されたケースでは、○亡後、なんと、実の夫(当時38歳)と姪っ子(当時10歳)に○体の解体と処理をやらせているんですね。
自分は、指示を出すだけ。悪賢いヤツなのです。
さて、そんな松永の末路は、と言うと…。
実は、内妻・緒方純子の家族たちが監禁される前に、すでに監禁されていた少女(当時17歳)がいました。
その少女が、松永がいない隙を見計って警察に駆け込み、事件が発覚した、というわけです。
その後の裁判で、主犯・松永は「○刑」。
内妻の緒方純子は、松永の洗脳による支配の影響が強かったことから、「無期懲役」となりました。
それにしても、本当に不思議なのは、いい年をした大人の男が、なす術なく、唯々諾々と従って、愛する家族を○したこと。
何度事件のレポートを読んでも、信じられませんでした。
唯一、地獄のような世界で、正気を失わず、正しい判断を下し行動したのが、17歳の女の子ということも驚きです。
最後に、松永の名前につきまして。
はじめのほうで、7系統と9系統という画数構成を「不気味」と書きましたが、その理由は、実は、これらの数字の組み合わせが「孤独相」と呼ばれているものだから、なのです。
8番目の極悪人、谷本盛雄にも、「孤独相」があったはず。
さて、◯刑判決を受けた松永の心境やいかに?
刑務所のなかでは、誰も助けてくれません。毎日毎日◯刑に怯えながら生きていくしかありません。
「その日」が来たら、松永は、ひとりで、○んでいくのです。
まさに、「孤独」のなかで。
11. 尼崎連続変○事件の極悪人
事件概要
主犯・角田美代子が、複数の家族に対する「家族のっとり」を繰り返し、「擬似家族」をつくりあげ、そうした中で、暴力や脅しで長い期間にわたって財産を巻きあげた事件。
10.の極悪人、松永太の「北九州監禁○人事件」もそうなのですが、この事件も、いい年齢をした大人の男が何人も登場するわけです。
しかし、なぜかナスすべなく、ひとりの女性に操られてしまう異様さ。不気味さ…。
毎度思うのですが、人間って、けっこう呆気なく洗脳、コントロールできるものなのでしょうね。事件内容に衝撃を受けるより、人間の単純さに呆れてしまいました。
なかなか複雑な(奇怪な)事件ですので、詳しく知りたい人は、ネット検索すればさまざまな情報が出てきますし、書籍も出ているようです。
発生年月 | 1987年頃〜2011年 |
○亡者 | 8人(行方不明3人) |
犯人 | 角田美代子 |
量刑 | 留置所で自○(享年64歳) |
姓名判断
11番目の極悪人の名前は、角田美代子です。
前代未聞の怪事件の極悪人の名前はいかほどのものなのでしょうか?
角田美代子の姓名チャートです。
角田の名前は、20pt。まぁまぁの名前ですね。
しかし、驚くのは、この「極悪人シリーズ」ではお馴染みのナンバーが、やっぱり角田の名前にもあったこと。
とりあえずマップ(総格)から観ていきましょう。
マップ(総格)は、29「疾風怒濤ボスキャラ運」で吉数。
このナンバーは、頭領運と呼ばれる男子の出世・成功数です。
頂点に君臨する運勢を持っていることはいますが、ちょっと要注意なところも…。
とかくパワフルで、不平不満をためやすいナンバー(9系統の影響)だからなのですが、ゆえに、自分のやりたいことを、自分のやりたいタイミングでできないと、強引に力で相手をねじ伏せてでも押し通そうとしたり…。
「北風と太陽」という寓話がありますが、ちょっと「北風」っぽいところがあるわけ。
よって、角田の場合も、自分の欲望を満たすために「力」を悪い方に使い、「悪い王」になった…ということになります。
その他の格を観てみましょう。
ベース(地格)は17「剛力バッファロー運」で、事件・事故運を暗示するナンバーだし、そして、ライフ(人格)の14「虚飾虚栄スター運(旧名:嘘つきピエロ運)」も、有名な「自分勝手数」です。
とくに14画は、これまでも、「お騒がせタレントの姓名判断」や本記事の「極悪人シリーズ」でも、頻出しました。
「虚飾虚栄」と謳っているように、、ゴージャス大好き、派手好き、自分を大きく見せたい、外見を気にする等々…要するに、見栄っぱりなわけですが、人って、こういう気質が抑えられなくなると、悪いことに手を染める確率は大幅にアップしますよね。
さらに、三才配置も「木ー火ー金」で「凶悪配列」。
「凶悪配列」には、以下のお告げ文が…。
“家庭や社会で争い事・不和に遭遇しやすく気苦労や心労が多い暗示あり。伸展困難”
三才配置も「らしい」お告げ文のように思います。
さらに、「7系」と「9系」が同居する「孤独相」が出ていますね。
この「孤独相」、10.の極悪人・松永太も持っていましたが、「他人を自分の思い通りに操り、王として君臨する」という、やっていることまで似ているのですから、まったく不思議な話です。
さて、そんな角田の末路は、と言うと…。
実は、捕まる経緯まで、松永の事件とそっくり、なんですよ。
2011年、角田が63歳の時、監禁されていた40代の女性が角田の目を盗み、建物を脱出、警察に駆け込んだのです。
それが、きっかけで事件発覚。角田は逮捕されました。
松永のときも、17歳の少女がマンションから脱出し、警察に駆け込んだことで事件が発覚してますよね。女性が強いのか…男たちがダラしないのか…。
その後、この40代女性の長女に対する傷害容疑、さらに母親に対する○亡事件を、角田が全面自供し、この異様な事件が明るみに出ることになりました。
そして、逮捕された翌年、角田は留置所内で自○し、その人生を終えたとのこと…。
それにしても、本当に、自○だったのでしょうかね?
そんなタマには見えないんですよ。泥水をすすってでも生き抜こうとする、異常に「生」に執着するタイプにしか見えないんですけどねぇ…。
しかし、誰も真相は語りません。知っていても、誰も話さないでしょう。
そして、永久に、真実は出てこないのです。
本当の自分の○に様を、誰にも告げることができないし、わかってもらえない。本当は生きようとしていたかもしれないのに、自分で○んだことにされる、という理不尽…。
わたしは、これも一種の「孤独」ではないかと思うのですが、考えすぎでしょうか?
まとめ
いやぁ、衝撃の結果でしたねぇ…。
たいがい、みんな画数がいい。
さらに、わたしより断然名前がいい…意外と落ち込みますよねぇ…。
今回ランダムに取り上げたメンバーは、みんな平均点以上に名前が良かったわけですが、これで即、姓名判断が当たっていないのではないか?と思うのは早計です。
なんせ、たったの11名しか見ておらず、極悪人の数は今現在もどんどん増えているのですから、まだまだ検証は必要です。
随時更新していく予定ですので気長にお待ちくださいね。
それと、以前「お騒がせタレントランキング」の木下ふみこさんの項目にも書きましたが、運の良し悪しと、実際の結果は必ずしも直結するものではありません。
彼女の場合、本名の木下富美子の時の画数がスゴくよかった(100点満点ネームでした)。
その良い名前で選挙に当選しましたが、その後選挙ネームとして「木下ふみこ」に改名したあとの結果はご覧の通り…。
最後は、自業自得ですが、おかしな形で辞職するまでに追い込まれましたよね。
わたしは姓名判断を通じて色々な人物の名前を観てきましたが、良い名前の割に結果が悪い人には、ある特徴があるように感じていました。
それはチカラを、「自分のことだけに使おうとする」こと。
ワガママ?とも言えるし。
エラブッてる?とも言えるし。
ゴーマン?
そんな傾向に気づいたわたしは、木下ふみこさんの項目に、つぎの言葉を書いたわけです。
「大いなる力には大いなる責任を伴う」(ベン・パーカー)
映画「スパイダーマン」に出てきた有名な言葉なのですが、しょせん漫画だとバカにしてはいけませんよ。
真理は常に、一見ツマラナイところに転がっているものなのですから。
運が良いことにアグラをかいて、なんでもかんでも自分の想い通りに進めると思ったら大間違い、「よい運は、正しく使いましょう」ということなんです。
たとえば、「運」という概念を、人生を目的地にまで運んでくれる「車」に例えてみましょうか。
高性能な良い車を買ったとしましょう。
しかし、それを乗りこなすのは、人間ですよね。
ルールを破ってスピードを出し捕まってしまう人間(わるいやつら)がいたり…、ヤケをおこして店に突っ込む人間(わるいやつら)がいたり…、一方では、困っている人を乗せてあげて感謝される人もいたり…。
そこらじゅうで発生した、良い結果も悪い結果も、車(運)の責任ではありませんよね?
どれも「運転していた人間」が引き起こした結果でしかありません。
これが「運」の正体。
結局、運をどう使うのかは人間次第、なのではないでしょうか?
運がいいときは調子に乗らず、悪いときはヤケにならず、日々、ベストを尽くして生きていくこと…。
そしてまわりの人を笑顔にしてあげられるようにチカラを使うこと…。
そんな、ひとりひとりの「心のあり方」「心の持ち様」が一番大切なのではないかと考えます。
「姓名判断の哲学」はそれを教えてくれているような気がしてなりません。
これをまとめの言葉にさせていただくこととしましょう。
〈終わり〉