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【研究メモ】24画は昔から大金運のナンバーだったのか?オールド姓名判断を検証してみた!〜其の壱【温故知新】

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この記事はグラフィックデザイナーで姓名判断研究家のネコヒートが書いています。

今回は姓名判断にまつわる「研究メモ」です。

今回は「24画の数意」も記録として残しておこうと思いました。

24画と言えば、姓名判断81画中でも人気のある大吉数ですよね。

「大金運」

「物質運が強い」

「幸運が子孫にまでおよぶ」

など、はっきりキャラクターが立ったキャッチフレーズを持つ魅力的な画数ですが、実は、大昔はこんな言われ方をする数字ではなかったことをご存じでしょうか?

今回も、大正1~3年(1912~1914年)に出版された本を数冊を取り上げ、その中で「24画がどのような書かれ方」をしているかをご紹介しましょう。

今回は以下の6冊。

  1. 『姓名暗示:運命誘導』山川景国 著(大正1年)
  2. 『姓名判断術:成功秘訣』竹田胤久 著(大正2年)
  3. 『姓名判断:命名真理』林充胤著(大正2年)
  4. 『生児屋号姓名判断神秘術』山田豊 著(大正3年)
  5. 『姓名判断新秘術』海老名復一朗 著(大正3年)
  6. 『名占』今村又参 著(大正2年)

果たして、大金運24画は、100年以上前はどのような描かれ方をしていたのでしょうか?

それではまず、『姓名暗示:運命誘導』山川景国 著(大正1年)からです、
ドーゾッ!

 

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『姓名暗示:運命誘導』の24画

二十四、困難の後に必ず大事をしとげる數です、

山川先生、相変わらず短いお告げ文です。

吉数なのか大吉数なのか不明ですが、おそらく吉数なのでしょう。

なぜなら、「困難の後に、大事をしとげる」と書かれているからです。

凶数だったら、困難の後に大事はしとげませんもんね。

よって、吉数判断としましょう。

続いて『姓名判断術:成功秘訣』竹田胤久 著(大正2年)を見てみましょう。

 

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『姓名判断術:成功秘訣』の24画

二十四、(頭)頭領すうニシテ困難ノ後ニ必ズ大事ヲ智謀才略ちbぴさいりゃくニ富ミ無形ヨリ有形ヲ造リいだスガごとシ、設之たとえば(桂太郎公)ノゴトシ、

これが竹田先生の24画評です。

(頭)の表記は、現代の感覚とは違いますが、なんと当時では「頭領とうりょう数」だったようなのです。

頭領数というイメージはなかったなぁ。

現代で頭領数と言うと、21画、23画、29画、33画、39画や、1系統の数字のことを言いますよね。

吉数か大吉数かの記述はありませんでしたが、山川先生同様、「困難の後に大事をしとげる」のですから吉数以上なのでしょう。

ちなみに桂太郎とは、昔の総理大臣の名前です。

結局、問題の「大金運」というフレーズも、「無形から有形を作り出す」という書き方が後の著述者の勝手な思惑で「錬金術」という意味に変化し、そしてのちの「大金運」につながったのでしょうか…?

これが真相…なのでしょうか?

続いて、『姓名判断:命名真理』林充胤著(大正2年)です。

 

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『姓名判断:命名真理』の24画

二十四、知謀人にすぐれ無一物むいちもつより大功をそうする幸福なる吉すうなりゆえに晩年益々ますます盛大その繁栄子孫累々るいるいつたふるものなり。

これが林先生の24画評です。

漢字が多くてわかりづらいですが、姓名判断をやっておられる方ならなんとなく意味はわかる範囲内だと思います。

しかし、やっぱり「大金運」とは書いていないんですね。

続いて、『生児屋号姓名判断神秘術』山田豊 著(大正3年)から。

 

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『生児屋号姓名判断神秘術』の24画

智計に富む吉数にして軍師となりあるいは新規發明はつめいによりて其名そのなを四方に發揚はつようすることあり、

…これが山田先生の24画評です。

ここでも「智計」というキーワードが入り、さらには「軍師」というキーワードまで。

大まかに現代風に訳すと、「ひじょうに頭の良い吉数なので、誰かの下に付いたとしても人々をアイデア力で率いて成功に導くだろうし、自分ひとりでやったとしても新しい何かを産み出し発明することであなたの名前は広く世間に知れ渡るだろう」とこんな感じでしょうか。

そしてやはり「大金運」「物質運」とは書かれていません。

一方、「智謀」「智計」という頭が良く人をはかりごとくわだてでおとしいれるかのようなキーワード頻出ひんしゅつしていますが、これだけ目につくと24画に対して、「大金運」よりも「戦略家」というイメージがどんどん付いてきてしまいますね。

現代の姓名判断で描かれる24画像とはだいぶ異なります。

続いては、同じく大正3年に刊行された『姓名判断新秘術』海老名復一朗 著からです。

 

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『姓名判断新秘術』の24画

廿四にじゅうよん運、智謀ちぼう計略にむ無形より有形を造り出し事をし勝ちをて名を四方しほうくる良運命なり

これが海老名先生の24画評ですが、山田先生と大体同じ。

続いては、大正2年に書かれた『名占』今村又参 著です。

 

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『名占』の24画

二十四、無一物より有形を造り出すとい幸運すうですから多少の困難があっても知謀と勇氣ゆうきにより大業を成し富貴高名の人となるべきものです。

これが今村先生の24画評です。

やはり同じなんですね。

24画は、

  • 無より有を生み出す画数
  • 頭が良い画数
  • 大業を成し遂げ名をあげる

ということです。

あまり変化に富んだ展開にはなりませんでしたが、今回はここまでとしましょう。

最後にまとめです。

 

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まとめ

ここまでを見て、いかがでしたでしょうか?

こういう不景気な時代では誰もが選びたくなる、「大金運」のある24画ですが、オールド姓名判断の世界では、「大金運」という直接的な表現は見られませんでした。

結局、「無形から有形を作り出す」というところを、後世の誰かが、ちょっと大袈裟おおげさに「大金運」という表現にしたのかもしれませんね。

また、「知謀」「智計」など、頭脳がひじょうに優れており計算づくで勝利・成功をおさめるかのような画数に書かれていたのは、少々意外な結果でした。

「大金運」より頭脳明晰めいせきな「大戦略家」という画数の方がふさわしいようにも思いました。

今後も24画の研究は続けていく予定ですが、今回はこれにて終了です。

〈終わり〉