このブログヘのアクセスありがとうございました。
この記事はグラフィックデザイナーで姓名判断研究家のネコヒート
今回は「姓名判断ニュース」の時間です。
少し前に取り上げた「悪魔くん」の件。
両親に「悪魔」と命名された男の子の名前、仮に姓名判断だったらどんな運命が待っていたのか?が気になったので調べてみました。
単純に言葉(漢字の組み合わせ)としてなら、良い意味にはなりえませんよね。
なんせ「悪魔」なのですから。
その辺を解説したのが、「名前の時間/悪魔くん編」だったわけですが、実際に命名後、一家は惨憺たる有り様でした。
一時ニュースやバラエティ番組に呼ばれチヤホヤされたものの、母親は騒動後、行方(親権は父親)をくらませてしまったし…
悪魔くん(のち、亜駆くん)は養護施設に預けられるハメになるし…
父親・佐藤重治は薬物使用や窃盗などで逮捕歴を積重ね、改心する様子もなさそうだし…
まさに「悪魔」に魅入られたようなカオス状態…
それでは、姓名判断としては、「悪魔くん」という名前はどんな評価になるのでしょうかね?
さっそく「佐藤悪魔」という名前を鑑定してみましょう、
ドーゾッ!
姓名判断
数理
ズバリ、ある意味「悪魔」らしいパワフルな画数が現れました。
そう、33画です。
さて、まずは人生地図とも言えるマップ(総格)は、61画。
吉数扱いではあるものの、自我が強すぎることが災いし、ときに人間トラブル運や事件・事故運の暗示を持つ、25画に似ている実質・半吉数みたいなナンバーですね。
しかし、問題なのは姓名判断の重要ポイントである、ライフ(人格)に33画があること。
33画はひじょうにパワフルなナンバーです。
ネコヒート姓名判断では「野心野望ビースト運」と呼び、吉数扱いではありますが、取り扱いの難しさはトップクラス。
なまじ運が良いため、調子に乗りやすく、そういう意味では、バランスの取り方が難しい。
傲慢不遜、オレオレ主義、他人はオレの人生の踏み台みたいな態度に出たら一発アウト。
そして、実はこのナンバーは、有名な極悪犯罪者にも多く見られる画数です。
最近だとニュースを騒がせた歌舞伎俳優・市川猿之助や、性加害報道で話題になった元西武ライオンズの主砲・山川穂高がこのナンバーをマップ(総格)に持っています。
しかも、「佐藤悪魔」という構成では、33画がベース(地格)にもあり、要するに「佐藤悪魔」と言う名前には2つの33画があることになってしまい、危険度がアップ。
その他28画(これも2つ)も、かなりパワフルな波乱万丈数。
パワフルなナンバーばかりで、成功できるかはちょっと疑問な画数構成になっているようです。
姓名判断ポイント-25pt以上に、相当内容が悪い名前だと思います。
三才配置
続いて「三才配置」です。
三才配置も「金-火-火」で、凶悪配列ですね。
凶悪配列のところには次のお告げ文が…。
“一時盛運も耐久力に乏しく凶運を引き寄せる配列。多難で成功困難。神経、脳、血圧異常にご注意を”
というもの。数理のイメージと三才配置のイメージがピッタリですね。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか?
総じて、字の意味、画数、三才配置いずれも「凶」の香りが色濃く漂う名前で、「悪魔」という名前の部分だけでも33画という危険数。
悪い意味でのパワフルさばかりが目につき、大きいことを成し遂げる可能性も無きにしもあらずですが、同じくらいかそれ以上の凶事を引きつけてくる「激ヤバネーム」という印象です。
「悪魔くん命名騒動」は、ひょっとして…名前のチカラと画数のチカラが協力して起こした一面もあったりして…なんて言う風にも思ってしまうわけです。
「佐藤悪魔」の名前、思っていた以上に悪い名前でした。
そして、これから命名や改名を考えているアナタ。
命名は、くれぐれも冷静に、慎重に。
エゴを捨て相手の気持ちをよく考えましょう。
末長く使ってもらえる名前、感謝される名前をつけてあげるのが一番大事、ですよ。
それでは今回の「姓名判断ニュース」は以上で終了です。
〈終〉