このブログへアクセスくださいましてありがとうございます。
この記事はグラフィックデザイナーで姓名判断研究家のネコヒートが書いています。
今回は、実践的姓名判断の新シリーズで、名前のライフ(人格)で「内なる性格」を占ってみようかと思います。
第5回目の今回はライフ(人格部)が「水性(9,0系統)」の人で、最終回。
ライフ(人格)は、以前別記事にも書きましたが、言わずと知れた、姓名判断における最重要地点のひとつ。

天格と地格をつなぐ要所にあると言うこともありますが、人生は性格次第でどのようにも変化していきます。
例えば、強気な人はチャンスと見るや躊躇せず乗っていくことでしょう。
しかし、弱気な人はチャンスでは躊躇し、見送ってしまう。
この差は大きいですよね。
最終的にどちらが成功するかと言えば、失敗の数も多いでしょうがチャンスに数多くチャレンジした「強気」な人の方に軍配が上がる可能性は高いと思います。
そういう意味では、早世した天才小説家・芥川龍之介が『侏儒の言葉』の中で、運命は必然であり、つまり「運命は性格の中にある」と言った言葉は見逃せません。
今回は姓名判断における「内なる性格」に焦点をあてて、姓名判断を考えていきたいと思います。
さらに、自分の性格はモチロン、テレビで観た有名人、会社の同僚、気なるお相手などの隠された「内なる性格」を知り実人生でも生かしていってくださればと願います。
全5回の紹介が終わったあとは「相性」の見方も掲載する予定ですので楽しみにお待ちください。
それでは、まずはライフ(人格)の説明から始めましょう。
アナタの内なる性格はいかに?
ライフ(人格)とは?
ライフ(人格)とは、五格あるうちの、「名字の最後+名前の最初」の文字を足した合計数字で、数え方は常に同じため、計算がしやすい場所です。
ライフ(人格)は、「内なる性格」で一括りにしているものの、あなたの才能、社会でのふる舞い方を含めた、「総合的な社会運」を観るところ。
車で言えば「エンジン」とも言えますし、家で言ったら「骨組み」、人体で言ったら「背骨」、いずれにしても運勢の「中心」を担っているところと思ってください。
とくに中年期に強い関わりを持ち、仕事や結婚に関係してくるため人生への影響がひじょうに大きい格となっています。
また、女性の場合、ライフ(人格)の性格によって結婚運が占えます。
同姓の相手と結婚しない限り、姓が変わると人格が変化することが多く、ゆえに結婚生活の吉凶も占えるというわけです。
その場合、ジョブ(外格)のひと桁の数字も「第2の性格」としてご判断ください。きっと、より深い「内なる性格」の観察が可能となるはずです。
「根子比糸」さんという仮の人物の名を借りて、図を掲載しましょう。
根子比糸さんで言いますと、「子」と「比」を足してでた数字が「ライフ(人格)」の数字になります。
よって、ライフは「7」となります。
例えば、ここの数字が「17」「27」「37」であってもひと桁の数字を見るため、ライフは「7」になります。
今回は9系統、0系統の説明になりますので7の話は以前の記事をご覧いただくとしまして、さっそく9系統、0系統の「内なる性格」を順番に見ていきましょう。
水性(9,0)の内なる性格
水性は五行で「水」の性質を持ちます。
9系統は奇数の「水」なので「陽水」と呼ばれます。
陽の気を持っているので「動く水」を象徴。
天から落ちてきた数滴の雨粒が川から海に流れ込むまでの一連の流れを例えています。
その過程で水は、ゆるやかに流れたり激しく流れたり時には滝から落ちたり、千変万化、変化流転、静や動のダイナミックな混沌感、波乱万丈な表情を見せ、その姿こそが「陽水」「9系統」のイメージなわけです。
人間的には、活動的でパワフルですが気分にムラっけがあって感情の起伏が激しい(本物の芸術家的な職業に就いていなかったとしても人間的タイプの表現としては)芸術家肌タイプの人と言えるでしょう。
さらに、その気分の波が運勢にそのまま反映されるため人生も波乱万丈になりがちです。
一方、0系統は偶数の「水」なので「陰水」と呼ばれます。
川から海に流れ込んだ後の動き終えて溜まった水、すなわち「海」を象徴。
海にもいろいろな表情があります。ふだんは生き物を育み、波静かで美しい顔を見せますが、ひとたび荒れ狂うと手がつけられません。大きな津波になり破壊的な凶暴な顔を見せることだってありますよね。
その“極端な暗示”こそが「0系統」のイメージなわけです。
人間的には、ふだんは控えめで大人しい、どちらかというと影が薄い人ですが、ひとたび何かのスイッチが入ると豹変しエネルギッシュに動き回り、普段とイメージが違う、まわりからすると捉えどころのない、評価の難しい人物、ひょっとすると「変人」と呼ばれることもあるかもしれませんが、それこそが0系統を持つ人物像になります。
さて、総論はこれくらいにして9系統、0系統をそれぞれ見ていきましょう。
9系統
ライフ(人格)が9系統(9,19,29,39,49,59…)の人です。
ひと言で言うと
ライフに9系統を持つ人をひと言で例えるならば、
閃きで人生を創る“天才クリエイター”
という言葉がふさわしいでしょう。
良いところ
・頭の回転が早く直感力が優れた人
・いわゆる”ヒラメキ型”人間が多い
・理屈より直感で行動するタイプ
・霊感に優れた人物が多いナンバーでもある
・チャンスを捉える感覚がひじょうに鋭い
・流行に左右されない独自の価値観を持つ
・審美眼あり感性が豊かな芸術家肌
・きちんと自分の主義主張を持った人物
・ひとつの思考に固執せず柔軟性があるため世渡り上手
・直感が冴えわたると一気に成功をおさめることがある
・財と権力に執着する傾向あり
・目上目下問わず上手に人付き合いができる人
・人をあまり非難せず人当たりも良いため評判は良い方
・良く言えば自分以外の人間には関心がない
悪いところ
・淡白なため良いことを継続する力がない
・熱しやすく冷めやすく、我慢することが苦手である
・極端な面があり好不調の波がハッキリしている
・やることにムラがあるためトラブルメーカーの素質あり
・浮気症の傾向あり異性トラブルになりやすい
・外見は強気でも内面は寂しがり屋という面倒な一面あり
・粘り強さに欠け万事が尻切れトンボになりがち
・感情の起伏が激しく怒りっぽいところあり
・勘に頼りすぎ論理的なツメが甘くたまに失敗することがある
・活動力はあり機敏に動くがノープランなことがある
・性格のムラがまれに事件、事故を起こすことがあるため要注意
・酒、女、ギャンブル、クスリにハマると抜け出せないタイプが多い
9系統の有名人
ライフ(人格)に9系統を持つ有名人(敬称略)をご紹介しましょう。
なお、有名人の名前は旧字体で数えておりますのでご了承ください。
ライフ(人格)に9画を持つ有名人は、女優・松本まりか、鷲尾いさ子、バレエダンサーで女優の草刈民代、女優でコスプレイヤーの桃月なしこ、俳優・生田斗真、寺田心、仲村トオル、Travis Japanのメンバー・松田元太、昭和の名歌手の山口百恵、タレントのダレノガレ明美、現役女子高生アイドル・佐々木ほのか、元AKB48・柏木由紀、モデルの中村アン、三戸なつめ、スポーツクライミング・野中生萌、『三国志』など有名作品多数の横山光輝、伝説の無頼派作家・坂口安吾、『三毛猫シリーズ』でベストセラーを連発した小説家・赤川次郎、政治家・麻生太郎など。
ライフ(人格)に19画を持つ有名人は、二刀流メジャーリーガー・大谷翔平、俳優・坂口憲二、浅野忠信、笠松将、女優・森七菜、小芝風花、上白石萌音、畑芽育、杉咲花、山本舞香、モデル・朝比奈彩、タレント・河合郁人、あびる優、水沢アリー、お笑いトリオ「パンサー」の尾形貴弘、お笑い芸人ながら漫画でスマッシュヒットを飛ばした矢部太郎、プロ野球界からはミスタードラゴンズ・立浪和義、西川龍馬、プロゴルファー・有村智恵、柔道の瀧本誠、フィギュアスケート金メダリスト・荒川静香、気象予報士・今村涼子、美容師と格闘家の二刀流で活躍中の菅原美優、音楽プロデユーサー・亀田誠治、昭和の大作家・安部公房、すでにお亡くなりになっていますが占い師・細木数子、実業家でタレント・堀江貴文、日本ハムファイターズ社長・小村勝、変わったところでは、漢字界の大巨人・白川静、「ひろゆき」こと西村博之や、昔ワイドショーで話題になった一夫多妻の怪しい自称占い師の男・渋谷博仁もライフ19画でした。
ライフ(人格)に29画を持つ有名人は、俳優・梅沢富美男、加藤清史郎、昭和の名女優・大原麗子、タレント・加護亜依、元STU48・黒岩唯、モデルの栗原類、プロ野球選手・髙部瑛斗(ロッテ)、飛び込み選手・馬渕優佳、女子走り高跳び選手・高橋渚、 伝説の歌手・尾崎豊、作曲家・久石譲、佐藤直紀、アナウンサー・宮沢智、関純子、赤間優美子、映画監督・飯田譲治、日テレの名プロデューサー・菅賢治、将棋棋士・永瀬拓矢、斎藤明日斗、貧困系私小説作家・藤澤清造、水玉アーティスト・草間彌生、ワークマン社長・小浜英之、など。
ライフ(人格)に39画を持つ有名人は、お笑いコンビ「錦鯉」の渡辺隆、「ザ・マーガリンズ」のメンバーでタレントの高橋蘭、YeLLOW Generationの渡辺瞳、TVプロデューサー・遠藤環、ソフトボール選手の工藤環奈、作曲家・伊藤翼など。
0系統
ライフ(人格)が0系統(10,20,30,40,50,60…)の人です。
ひと言で言うと
ライフに0系統を持つ人をひと言で例えるならば、
爆発力で人生を切り拓く“勝負師”
という言葉がふさわしいでしょう。
良いところ
・知力に優れた人物が多い
・かなり慎重に物事を運ぶタイプ
・しっかり考えてから行動に移すタイプ
・辛抱強く意外と内に野心を秘めた人物である
・見た目は優しそうで調和を大切にするタイプ
・独特の個性的があり人を惹きつけるタイプ
・独自の思想・信念の元に行動(アウトサイダー気質)
・成功し始めると一気にスーダムへ昇りつめる
・ズバリと物事を判断する眼力がある
・いったん奮起すると猛然と精力的に動ける人(極端さの影響)
・なんでも器用にこなせる能力がある
・感性抜群なためセンスを生かした世界で大成する
・スポーツ(勝負)、アート(感性)の世界で注目される可能性あり
・イザというとき勝負運が強い
・大ピンチで意外に粘り強い
・財と権力を好む傾向がある
・大器晩成型が多いナンバーである
悪いところ
・器用貧乏で終わることがある
・消極的でイクジがない面が出ると尻すぼみの人生に
・両極端に偏りやすい性格である
・一か八かに掛けようとする人が多いタイプ(成功or没落)
・実はクセが強く、やや扱いづらい傾向あり
・表立って自分の意見や主張するのは苦手
・自己評価が低くなる傾向があり損をすることがある
・心から人に気を許さない一面がある
・用心深く先のことを考えすぎて精神を病むことがある
・二重人格な面がありトラブルメーカーの傾向あり
・酒、女、ギャンブル、クスリにハマると抜け出せないタイプが多い
・極端な行動力のせいでまれに事件や事故、自殺を起こすケースあり(ご注意!)
有名人
ライフ(人格)に0系統を持つ有名人(敬称略)をご紹介しましょう。
なお、有名人の名前は旧字体で数えておりますのでご了承ください。
ライフ(人格)に10画を持つ有名人は、俳優・田中圭、窪田正孝、女優・早見あかり、志田未来、浅見れいな、中村ゆりか、コロナ禍でお亡くなりになった岡江久美子、お笑いタレント・河邑ミク、故人だと志村けんもライフ10画ですね。モデル・トラウデン直美、歌手・森山良子、漫画家・土田世紀、吾妻ひでお、プロ野球選手・山本由伸(オリックス)、大瀬良大地(広島)、メジャーリーガーになった元オリックス・吉田正尚、俳優で司会者の関口宏、実業界ではリコー社長・山下良則など。
ライフ(人格)に20画を持つ有名人は、俳優・佐野勇人、津田寛治、満島真之介、神尾楓珠、故人ですが三浦春馬、女優・水野美紀、田中道子、石原真理子、檀ふみ、元タレントの木下優樹菜、モデル・生見愛瑠、元歌手で釣りYouTuberの岡田万里奈、お笑いタレント・上島竜兵(ダチョウ倶楽部)、黒沢かずこ(森三中)、歌手・中森明菜、卓球・平野美宇、プロ野球・山川穂高、吉田輝星(日本ハム)、床田寛樹(広島)、ラグビー・稲垣啓太、卓球・百田賢斗、キックボクサー・小比類巻貴之、水泳・小堀勇氣、空手家・塚本徳臣、ボートレーサー・高憧四季、アナウンサー・馬場典子、中野美奈子、画家・池田満寿夫、ファッションデザイナー・高田賢三、小説家・宮本輝、志賀直哉、江國香織、中野重治、牧野信一、将棋棋士・中座真、実業家では、「お、ねだん以上。」のニトリ社長・似鳥昭雄、政治家・亀井静香、海江田万里など。
ライフ(人格)に30画を持つ有名人は、女優・加藤紀子、渡辺典子、アメリカでもブレークしたお笑いタレント・渡辺直美、元乃木坂46・齋藤飛鳥、衛藤美彩、元NGT48・加藤美南、元AKB48・梅澤愛優香、ニューヨーク出身のバイオリニスト・五嶋龍、プロレスラー・天龍源一郎、卓球・伊藤美誠、水球選手・森翼、アナウンサー・青嶋達也、渡辺宜嗣、久慈暁子、映画監督・伊藤俊也、昭和時代のガロ系漫画家・渡辺和博、ホラー小説作家・田辺青蛙など。
ライフ(人格)に40画を持つ有名人は、サッカー・伊藤遼哉、バレーボール・内藤絵莉香、昭和の将棋棋士・灘蓮照、アナウンサー・内藤麗奈など。
まとめ
今回はライフ(人格)が水性(9,0系統)の人の「内なる性格」をご紹介しましたが、以上全5回のシリーズを終わります。
次回は、これまで見てきたライフ同士の相性を見方を説明しましょう。
あなたと気になる人との相性はどうなのでしょうか?
上司、恋人、親など身近な人とのやりとりに上手に活用していただけたらと思います。
乞うご期待!
それでは今回の記事は終了です。
〈終わり〉