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この記事はグラフィックデザイナーで姓名判断研究家のネコヒートが書いています。
今回は、人気シリーズ「大凶なのに成功した有名人・出世王10人衆!」の逆バージョン、「吉数なのに失敗した有名人・しくじり四天王」を発表いたします。
今回は、33画です。
33画と言えば、有名な頭領運であり、「帝王数」と呼ばれている王者の画数。
成功した有名人は、これまでも「吉数カタログ」の33画に掲載してきましたが、失敗した人物にあえて焦点をあてた記事は作ったことがありませんでした。

33画の本当の姿を追求したい…。
「当たる姓名判断」を創り出したい…。
そんな想いからひねり出した本企画、それなら、33画というナンバーに、別な角度からスポットライトを当ててみればいいのでは?と思い立ったわけです。
そうすることで、これまでと違った、33画の姿に迫ることができるかもしれません。
その試みは、成功しているのか否か?
いったい、栄光の影に、どんなしくじり有名人が潜んでいるのかをリポートしてみました。
それでは、さっそく見ていきましょう、
ドーッゾ!
33画のしくじり四天王
今回ご紹介するのは4人のしくじり有名人です。
- 歌舞伎俳優I.E.
- お笑い芸人S.S.
- プロ野球Y.H.
- 理由なき反抗?A.M.
さすがと言って良いのかはわかりませんが、「帝王数」と呼ばれる画数だけあって、なかなか大ごとになって、好奇の目に晒されたり、世間から非難轟々だった人物ばかりが出揃いました。
それでは以下見ていただきましょう、「33画のしくじり四天王」です。
① 歌舞伎俳優 I.E.
しくじり四天王の1人目は、歌舞伎俳優・市川猿之助さんでした。
2023年5月、ご両親に対する自○幇助の罪でしくじり…。
いや、しくじったどころではなく、もはや事件レベルの話ではあるのですが、最終的には2023年11月の初公判で、11月の初公判で懲役3年・執行猶予5年の判決が言い渡され、話はあっさり終わり。
しかし、本当にそんな終わり方でいいの?という謎多き事件でした。
姓名判断チャートを掲載します。
全体的には35点のけっこう良い名前をしていますね。
マップ(総格)はモチロン、大帝王数の33画です。
その他の画数も、ひと言で言うのなら「強力」な数字が多い印象です。
しかし、強力は強力ですが、17画「剛力バッファロー運」は事件・事故運を暗示する画数だし、25画「唯我独尊ファイター運」も有名な「人間衝突運」「トラブルメーカー運」だし、なにか事件を起こした時に、妙に納得できる名前をしている、というわけです。
さて、猿之助さんの「しくじり後の未来」はどんな感じになるのでしょうか?
個人的には、16画の「凶を吉に変える」誘導が働くと観ています。
それは、つまり、遠からず、猿之助さんが歌舞伎の世界へカムバックすることを示しています。
もともと実力はある人物。
「スーパー歌舞伎セカンド」を標榜し、漫画「ONE PIECE」を演じたり時代に即したものを創り出すことができるのですから当然の流れといえば流れなわけですが、うーん、しかし、何だか大切なものを置き去りにして、シレッと復帰というのもナンダカ気持ち悪いことも事実。
実に、モヤモヤしますね。
しかし、33画は「魔のナンバー」ですよ。
このまま終わるとも思えないのですが…。
② 元お笑い芸人S.S
しくじり四天王の2人目は、元お笑い芸人・島田紳助さんでした。
元は「紳助・竜介」というコンビ名の漫才師。
2011年、司会者として人気絶頂期に暴力団との交際疑惑でしくじり…。
ジタバタせず、イヤにあっさり辞めたことを記憶しています。
姓名判断チャートを掲載します。
全体的には75点。かなり良い名前をしていますね。
マップ(総格)はモチロン、大帝王数の33画です。漫才や司会者で天下を獲ったこともうなずけます。
その他の画数も良数ばかり。三才配置のバランスもよく、「芸名」としては最高クラスです。
ちなみに、本名は「長谷川公彦」という割と普通の名前。
この「長谷川公彦」という名前には、31画、13画、24画などの成功数が含まれておりなかなか立派な画数構成なのですが、どうも、三才配置が「金ー金ー火」で、かなり悪い名前になっています。
「三才配置早見表」で調べましたら、なんと「凶悪配列」。

「凶悪配列」の「金ー金ー火」の項目には以下のお告げ文が…。
“急激な災難、病難ありの要注意の凶悪配列です。晩年に向かいますます不安定なる暗示が…”
「島田紳助」の芸名で、大正解でしたね。
さて、紳助さんの「しくじり後の未来」はどんな感じになるのでしょうか?
と言っても、ありあまるほどのお金を持っており、今現在もテレビで見かけることはありません。
2020年ごろ、おバカ歌手で売っていた、misonoさんのYouTubeチャンネルに登場したことがあるそうですが、それくらいでしょうかね(わたしは観ていませんが)。
今後もよっぽどお金に困らない限り、今のまま「勝ち組」として過ごしていくことでしょう。
しかし、33画は「魔のナンバー」ですよ。
やっぱり、このまま終わるとも思えないのですが…。
③ プロ野球Y.H.
しくじり四天王の3人目は、ソフトバンクに移籍した・山川穂高選手でした。
2023年、知人女性への性加害報道でしくじり。
それにしても、西武ライオンズでのシーズンを棒に振ったにも関わらず、かねてから密約説のあったソフトバンクへの移籍を強行したパワーは、「さすが山川!」でしたね(皮肉ですよ)。
とことん自分のことしか考えていない姿勢に呆れたファンも多いのでは?
姓名判断チャートを掲載します。
全体的には5点。数字的には平均的な名前。
マップ(総格)はモチロン、大帝王数の33画です。ホームランキングを3度獲ったこともうなずけます。
しかし、その他の画数に心配なものがあり、今後を暗示していると言えなくもない。
良くも悪くもニュースに縁がある27画も危険な香りを放ちまくっていますが、なんと言っても、波乱万丈数の20画「浮沈アウトサイダー運」がライフ(人格)にあることが、決定的に運勢を悪くしているような気がしてなりません。
さて、山川選手の「しくじり後の未来」はどんな感じになるのでしょうか?
と言っても、移籍決定直後にさっそく「運の悪さ」を露呈しました。
和田毅投手の「移籍拒否騒動」です。
スポーツ紙で相当大きくニュースになっていたので知っている人も多いかもしれませんが、ざっくり説明しますね。
「FA」というシステムを利用すると、選手を出したチームは、相手のチームから選手を貰えるのです。
今回のケースで言うと、西武ライオンズは、ソフトバンクから選手を貰えると言うわけ。
ただし、ソフトバンクは、自チームの選手28人にプロテクト(保護)をかけることができ、プロテクトのかかっている選手は、西武側は獲れないのです。
そんな中で、問題が起きました。
ソフトバンクは投手が豊富なので、西武側は野手を狙ってくると勝手に予想したんでしょうね。今年43歳になる和田毅投手にはプロテクトをかけなかったようなのです。
そこをわざと狙ったのか、西武は、プロテクトのかかっていない、和田投手を指名しました。しかし、ルール上はまったく問題なし。
これに、レジェンド獲られたと、ソフトバンクファンは怒り、ソフトバンク球団の首脳陣は驚愕したと言います。
さらに西武に指名された和田投手が「移籍なら引退する」とゴネまくり事態は混迷を極めることに…そこで、ソフトバンク球団は西武側に「泣き」を入れ、当初プロテクトがかかっていた甲斐野投手を「捧げ」事態の収束に努めた…というのがコトの真相らしいのです。
しかし、山川選手、結局、運の悪い人って、こうやってまわりに悪い運をまき散らすものなのですよ。
山川選手が強行移籍したせいで、山川選手をかばった王さんは「老害」と叩かれ…ソフトバンク球団は「自軍の選手に愛が無い」とファンから罵られ…和田選手は「ルールを無視するなら、さっさと辞めろ」とファンから怒られ…その挙句に、もともとプロテクトされていたにも関わらず、甲斐野央投手が西武ライオンズに移籍するハメに…。
山川選手ひとりのために、これだけ大勢の人がイヤな目にあったわけで、だから、今年は動かない方がよい、と言ったんですよ、山川選手。
運が悪い時期はいったん回復につとめるべきで、実際に西武には相当な迷惑をかけているのだから、2024年の1年はジッと西武にいて頑張るべきだったんです。
果たして、こんな山川選手ですが、2024年シーズン、活躍できるのでしょうか?
ホームランキングでも獲得すれば面目躍如となりますが…。
しかし、そうは言っても、33画は「魔のナンバー」。
これで終わるとも思えないのですが…。
④ 理由なき反抗?A.M.
しくじり四天王の最後の4人目は、1582年「本能寺の変」で主君織田信長を討った、明智光秀でした。
「本能寺の変」を画策実行し、しくじり…と言ったところでしょうか。
この「本能寺の変」、専門家の間でも、いまだに明確な理由や動機が不明のままというのですから驚きです。
「本能寺の変」とは何だったのか?
ひとりの男の気の迷いか?
理由なき反抗だったのか?
姓名判断チャートを掲載します。
全体的には40点。平均よりかなり良い名前になります。
マップ(総格)はモチロン、大帝王数の33画です。天下の信長を討って歴史に名を残したのもうなずけるところ。
しかも、その他の画数も良いですね。
戦国武将に多い13「愛嬌サクセス運」もあるし、15「最大ラッキー運」もある、スタミナ成功運の18「金満アスリート運」もある…。
成功しそうな人物の名前をしています。
しかし、三才配置は「水ー金ー火」でけっこう悪い。
「三才配置早見表」で調べましたら、なんと「凶悪配列」。

「凶悪配列」の「水ー金ー火」の項目には以下のお告げ文が…。
“一見、万事順調な発展を見せるも年を経るごとに、事件や事故等の急変・急難により不安定な人生になる暗示あり”
結局、運が味方しなかった、と言えば、話は簡単です。
しかし、もともと天下の信長に仕えていた男ですよ。
頭はキレるし、仕事のデキる男が、のちのち動機や理由が不明とされるようなことに率先して手を染めますかね?
メチャクチャ頭のキレる光秀が、そんな無茶な計画に自ら飛び込むとはとても思えない。
コレ、なにか壮大で巧妙なトリックがありますよ。間違いありません。
しかし、あれから約440年後に「しくじり」と言われるなんて、まさか光秀も思っていないでしょうね。合掌。
〈終〉
付録
その他の33画にまつわる記事をご紹介しましょう。
■33画の吉数カタログです。旧字体による有名人リストもついています。

■最強画数列伝の33画編です。100年前の33画の話も掲載しています。
