このブログへのアクセスありがとうございます。
この記事はグラフィックデザイナーで姓名判断研究家のネコヒートが書いています。
2023年3月30・31日、プロ野球が無事に開幕を迎えましたね。
鳴り物の応援も解禁になり、ようやく「普通の野球」を観戦できるようになりました。
ものすご〜くホッとしている今日この頃。
さて、今回の記事は、『プロ野球で指導者経験がなかったにも関わらず、就任1年目で優勝してしまった人物』を占ってみようかと思います。
実はこれ、意外とスゴい出来事なんですよ。
通常は、コーチから始まって、ヘッドコーチや2軍監督を経て、監督になるというのがオーソドックスなルートなのですが、それを飛び越えて、なんのコーチ経験もなしに、いきなり監督をやって優勝。
プロ野球を会社に置き換えて例えると、それまでただの平社員だった人物が、いきなり社長をやって売り上げを倍にするような感覚…。
すごくないですか?
そういう常人離れしたことを成し遂げた人物が、実際にいるんですよね。
その秘密は何なのか?
名前に、秘密が隠されているのか?
それは、どんな…?
今回は『セ・リーグ編』をお送りします。
それでは、さっそく行ってみましょう、
ドーゾッ!
指導者未経験の新監督(セ・リーグ)
2000年から2022年度までのデータになりますが、セ・リーグの監督で、指導者未経験の新監督は7人おりました。
※選手兼任コーチは除く。
※WBCコーチ、臨時コーチは除く。
- 落合博満(中日/2004年)
- 牛島和彦(横浜/2005年)
- 古田敦也(ヤクルト/2006年)
- 野村謙二郎(広島/2010年)
- 谷繁元信(中日/2014年)
- A.ラミレス(横浜/2016年)
- 立浪和義(中日/2022年)
この中で、たった1人です。
1年目でいきなり優勝したのは、果たして誰なのでしょうか?
皆さんも予想しながら読んでくださいね。
まずは、その人物の五格を調べてみるところから始めてみましょう。
五格とは、名前が持つ5つの格のことです。
姓名判断
さて、ここからいよいよ「姓名判断」を始めますが、指導者未経験で監督になった1年目に、いきなり優勝した人物を発表しましょう…。
正解は…。
日本人で唯一、三度の三冠王を獲得した、落合博満氏でした。
7人の中で、たったの1人。
スゴいですね。
詳しく観ていきましょう。
名前:落合 博満
画数 | 吉凶 | |
ハウス(天格) | 21 | 大吉 |
ライフ(人格) | 18 | 吉 |
ベース(地格) | 27 | 大凶 |
ジョブ(外格) | 30 | 凶 |
マップ(総格) | 48 | 吉 |
五格が出ました。
やはり…。
マップ(総格)が、なんとも監督向きな数字、ですね。
48画は、「智謀知略キングメーカー運」で吉数。
この数字は、知力が最大の武器です。
例えるなら、「駆け引きが上手な戦略家」とでも言いましょうか。
いわゆる裏方、ディレクター、プロデューサー等々「キングメーカー的な仕事」で大いに名を馳せる画数です。詳細は下記をご覧ください。
しかし、野球の監督も似ているように思いませんか?
野球は、選手が「主役」です。
主役が輝けるような野球をやりやすい環境を用意したり、「勝利」という名の舞台を用意するのが、監督の仕事なのだとしたら…。
思い返せば、落合氏が中日の監督だったとき、選手の権利や個性をひじょうに大切にしていたように思います。
中日が2009年に行われたWBC(ワールドベースボールクラシック)に選手をひとりも出さなかったことがありました。
「裏切り者」「ひとりよがりなチーム」という激しいバッシングがあり、当時の監督である落合氏に批判が集中しましたが、実は「選手たちがWBC行きたくなかった」というのが真相だったようですね。
選手たちが落合監督に「断ってください」とお願いしていたらしい。
落合氏は余計なことを一切言わず、非難の矢面に立ってくれていた、というエピソードを何かの記事で読んだ記憶があります。
そういう話を踏まえてあらためて名前を眺めますと、落合氏が選手としてずば抜けた成績をおさめたことは百も承知ですが、もっとも向いていたのは実は、「選手より監督業」だったのでは?と思ってしまいます。
残念ながら、監督の後に就任したGM(ゼネラルマネジャー)としては十分な結果を残せませんでしたが、球団の内部でけっこうな「反落合」の動きもあったようですので、本当に落合氏に問題があり結果を残せなかったのかは定かではありません。
その他の数字も、非常に優秀な選手になりそうな画数を持っています。
ライフ(人格)は、18「金満アスリート運で、バリバリのスタミナを武器に出世や成功を勝ち取る別名を「スポーツ運」とも呼ばれる吉数。
ジョブ(外格)は、30「一発逆転チャレンジャー運で凶数と呼ばれていますが、創造力と活動力が武器で、吉数と見間違えるほどの成功者を出している数字です。
総じてみますと、落合氏はスポーツ選手としても大成しそうな名前持ちながら、監督としても優秀な数字を持っているということ。
とくに監督としては、断然、48画の影響が大きいのだと考えられます。
「オレ流」とは?
さて、最後に落合氏を象徴する「オレ流」と言う言葉に関しまして。
これは間違いなく、27「剛爆エンターティナー運のイタズラ、でしょう。
良くも悪くも名誉(ニュース)に縁がある画数。
まわりが言うことなんかに自分を曲げることなく、信念を貫き通すという暗示の「7
系統」の数字があるため、とことん信念を貫き通します。
その結果が「オレ流」なわけですね。
一歩間違うと、奈落の底。
そういう綱渡りをした末に成功を勝ち取った人物とも言えるでしょう。
監督成績
監督成績を書いておきましょう。
2004年から2011年までの8年間指揮を執りました。
その間、Aクラス7回、Bクラス1回。
優勝は、4回(2004年、2006年、2010年、2011)ありました。
日本一は2007年、シーズン2位から挑んだ1回だけ。
このときの相手は日本ハムでしたね。
日本一が決まる直前の9回に、ノーヒットノーランの山井投手を降板させ岩瀬投手を登板させた「伝説の継投」と呼ばれる試合で、このときも、この“オレ流采配”に賛否の嵐が巻き起こりました。
この継投策、今だに関係者の話が噛み合っていないんですよね。
落合氏は、「続投でもよかったけど、森繁が「山井が岩瀬に変えてくれ」と言ってます」と言ってきた。だから岩瀬に変えた。
森繁和氏は、「マウンドに行って山井に聞いたら『無理なので変えてください』と言われた」だから、それを監督に伝えた。
そして、山井氏が一番ハッキリしないんですよね。
「投げたかったけど、変えてくれと言わないといけないような空気だったので、(しぶしぶ)降りることを承諾した」みたいなモヤモヤしたことを言う訳です。
男らしく、ハッキリ「投げたいです!」「行かせてください!」と言えば良いものを。
まるで、芥川龍之介の「藪の中」のよう。
しかし、落合氏の監督成績、あらためて見るとスゴいですね。
優勝確率んなんと50%。
このときは野球を観るのが楽しかったわけですね。
ホント名監督と言ってもいい成績だと思います。
付録:指導者未経験の新監督1年目の成績は?
さて、最後に答え合わせではありませんが、指導者未経験の新監督の1年目の成績を書いておきましょう。
- 落合博満(中日/2004年)→1位
- 牛島和彦(横浜/2005年)→3位
- 古田敦也(ヤクルト/2006年)→3位
- 野村謙二郎(広島/2010年)→5位
- 谷繁元信(中日/2014年)→4位
- A.ラミレス(横浜/2016年)→3位
- 立浪和義(中日/2022年)→6位
〈終わり〉