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この記事はグラフィックデザイナーで姓名判断研究家のネコヒートが書いています。
気になった人物を随時取り上げる「姓名判断ニュース」の時間です。
今回取り上げた人物は、4月6日にお亡くなりになった「ムツゴロウ王国のキング・畑正憲さん」をとりあげました。享年87歳。
それにしても、見事なくらいの変人でしたよね(もちろん良い意味で)。
オープンマインド、やりたいことを気負いなくやる(うらやましい)。
さらに、この人物がすごいのは、驚くほど多彩な経験の数々でしょう。
- 東大出身
- 作家としての肩書きを持つ
- 麻雀がやたら強い
- 動物園を作ってしまった
- 映画監督をやってしまった
- 尋常じゃない動物の懐かせ力
- ライオンに指を食べられた経験
この人物のスゴみ、デカさ、得体の知れない雰囲気、これらの秘密はいったい何だったのでしょうか?
名前に何か秘密でも隠されているのでしょうか?
さっそく見ていきましょう、
まずは「人物メモ」からです、
ドーゾッ!
人物メモ
「ムツゴロウ」の愛称で親しまれた畑正憲さんのおおざっぱなキャリアをご紹介しましょう。
東大卒業後、今でいう学研の前身の会社に就職。しかし、社風が嫌いで、すぐに退職したそうな。
その後、作家デビューし、動物にまつわる本を書いていくうちに「動物王国」の構想が出来上がっていったようです。
36歳の頃、北海道に移り住み「ムツゴロウ王国」を開園。ここから輝かしいキャリアがスタートするわけですね。
それにしても自分の心に素直に従って生きてますよね。
本道とは逸れますが、ムツゴロさんは麻雀が異様に強かったことをご存知でしょうか?
あの雀聖・阿佐田哲也氏が脱帽する強さだったそうですよ。
ちなみに阿佐田哲也氏とは、作家の色川武大氏が大衆小説(『麻雀放浪記』はとくに有名。面白いですよ)を書く際に使用したペンネームです。
ムツゴロウさんご本人も何かのインタビューで、
「阿佐田哲也氏とは何回も徹マンしたが一度も負けたことはなかった」と豪語していらっしゃいました。
さて、ムツゴロウ王国開園後は、テレビや映画に数多く出演しての大活躍になりましたが、その途中途中で大きなケガを何度も経験されています。
まとめてみました。
- 1990年 ワニに水中にひきこまれ大ケガ
- 1999年 ライオンに首をかまれ大ケガ
- 2000年 ライオンに右手中指を食べられ大ケガ
…ゾッとする内容、ですよね。
一歩間違ったら死んでいた可能だってあります。
しかし、それもこれもムツゴロウさんの動物との独特なコミュニケーションスタイルが原因。
テレビでムツゴロウさんを見たことがある人ならわかるかと思いますが、とにかく動物との距離が、近い。
動物と仲良くなるコツは「友達になること・恋人になること・家族になること」という考えなので、「遊ぶ、抱きつく、キスする、一緒に寝る」が当たり前。
ライオンに指を噛まれたときも、ひとり檻にピッタリくっついていたときだったらしい。
ガブっとやられた後、ライオンから指を取り返し病院へ急行しましたが、結局くっつかずじまいだったそうで、さぞかしムツゴロウさんは怒っているのかと思ったら、ライオンに対しての恨み言は最後までひと言も出なかったそうです。
むしろ、「ライオンはそういう生き物。近づいた自分が悪い」とライオンをかばっておられたとか。
流石ですよね。
その後、2007年に経営難を理由に「ムツゴロウ王国」は閉園してしまいました。
最後、個人としては3億円の借金が残ったそうです。
いやあ、波乱万丈。
しかし、今書きながら思い返してみると、やっぱりムツゴロウさんは面白い人でした。
麻雀で見せた引きの強さは憧れでしたし、こういうひとこそ“本物の破天荒”というのだと思います。
そんな波乱を生きた人物の画数とはいかに?
まず五格を調べてみるところから始めてみましょう。
五格とは、名前が持つ5つの格のことです。
以下をご参考ください。
姓名判断
名前:畑 正憲
画数 | 吉凶 | |
ハウス(天格) | 10 | 大凶 |
ライフ(人格) | 14 | 大凶 |
ベース(地格) | 21 | 大吉 |
ジョブ(外格) | 17 | 吉 |
マップ(総格) | 30 | 凶 |
五格が出ました。
マップ(総格)は、30「一発逆転チャレンジャー運」で凶数。
0系統の数字らしく、運のアップダウンが激しく、荒波を航海する船のような感じの運勢になります。
しかし、この30画は凶数という割に意外な大成功者が多く、以前特集した社長ランキングTOP10でも有名どころの吉数に混じって7位にランクインしたというパンチ力のある数字です。
この30画という画数が、小さな失敗にはへこたれず、何度も立ち上がって人生をクリエイトしてきたムツゴロウさんのイメージとぴったり合っている気がするのは私だけでしょうか。
その他は、芸能系・人気商売に強い数字が並んでおりますね。
14「嘘つきピエロ運」は、浪費家、エゴイスト、見栄っぱりの大凶数ですが、芸能や水商売では力を発揮する数字ですし、17「剛力バッファロー運」は事件・事故運を内包してはいますが、人気商売運でもあります。
ムツゴロウさんの名前を見ていると、結局タレントとしての道を選んだことが、夢を実現できた原因なのかなと思ってしまいますね。
「もし」はありませんが、もしタレントでなかったら、もし一般人であったなら、ここまで好きなことができたのだろうか?
結局、タレントで成功したときの上昇力が大きかったからこそ、マイナスにも堪えられたとのでは?
そんな風に考えてしまうのです。
「攻撃は最大の防御なり」
この言葉こそが、30画という画数を生かす極意に思えてなりません。
最後は3億円もの借金を背負ってしまいましたが、自分のやりたかったことをとことん実現し87年の人生を駆け抜けていったムツゴロウさん、ご冥福をお祈りいたします。
今回の姓名判断ニュースは以上で終了です。
〈終わり〉