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この記事はグラフィックデザイナーで姓名判断研究家のネコヒート が書いています。
気になった人物を随時取り上げる「姓名判断ニュース」の時間です。
今回取り上げる人物は、35歳の若さで亡くなった、天才小説家・芥川龍之介です。
ちょうど今、「藪の中」という作品のインフォグラフィック化をしているところで気になってしまった次第です。
「天才」と呼ばれるなんてなんとも羨ましい人生だななんて、浅はかにも思ってしまいますが、こういう人物はいったいどんな名前をしているのでしょうか?
まずは「人物メモ」からです、
ドーゾッ!
人物メモ
芥川龍之介は、大正時代に活躍した小説家です。
誕生は1892年で死亡年月日は1927年ですので、35歳と言う短い生涯を送りました。
小説家を始めたのが22歳の頃からなので、作家としての実働期間はなんと、
たったの13年!
この短い期間に300を超える作品を残したのですから、驚異的な創作能力だったと言えます。
代表作は多数ありますが、次の6作品はご存知の人も多いのではないでしょうか?
- 羅生門
- 藪の中
- 地獄変
- 蜘蛛の糸
- 杜子春
- 猿蟹合戦
今だに読み継がれている『羅生門』に至っては、龍之介が大学在学中の23歳のときに書かれた作品です。
まさに天才小説家。
しかし、そんな名声を得る一方で、龍之介は必ずしも幸福ではなかったようです。
実は、幼少期から非常に苦労の多い人物だったそうな。
子供の頃から複雑な家庭環境で育ち、お母さんを早くに亡くしたため母親の愛情を知らずに育ちました。
大きくなってからも父親に振り回されまともな恋愛もできず、その後なんとか結婚した女性は「不倫系やばキャラ」で、兄は借金を残して自殺してしまうし、そんな人生に嫌気がさした龍之介はとうとう…。
1927年7月24日、龍之介は大量の睡眠薬を飲み、帰らぬ人となりました。
享年35歳。
そんな苦労と成功の間で揺れ動き、35年と言う短い一生涯を送った天才小説家・芥川龍之介の名前とは?
今回は五格と三才配置を調べてみるところから始めてみましょう。
以下をご参考ください。
姓名判断
名前:芥川龍之介
画数 | 属性 | 吉凶 | |
ハウス(天格) | 13 | 火 | 大吉 |
ライフ(人格) | 19 | 水 | 大凶 |
ベース(地格) | 24 | 火 | 大吉 |
ジョブ(外格) | 18 | 金 | 吉 |
マップ(総格) | 37 | 金 | 吉 |
五格出ました。
画数(数字)だけ見た印象はそんなに悪くありません。
しかし、それ以上に内容の悪い(要注意な)名前になっているようですね。
その原因は…。
三才配置を中心とした「数字同士の相性が強烈に悪い」こと。
順番に説明しましょう。
まずは画数の話から。
たとえば名前を伏せ画数だけをを見せられて「コレ売れっ子小説家の名前です」と言われたら、「なるほど、そうかもしれませんね」と納得してしまうような、「見栄えのいい」数字が並んでいるようにも見えます。
37は「一匹狼クリエイティブ運」でまさに作家向きの画数だし、24「成金ミリオネア運」は人と金が集まる大吉数、18「一気通貫マッスル運」はスタミナ抜群の成功運で、19という凶数だって小説家にはとってはインスピレーションを与える「アート数」になりうるわけですし…。
そう考えると、すべての数字が勢いのあるときの龍之介を象徴しているかのようにも見えるわけです。
しかし、結局数字の良さを活かすのも殺すのも、「三才配置」ということは、専門家以外ではあまり知られていません。
実際、龍之介の名前も、結果から遡れば、19という凶数はあれど、数字の良い面より悪い面が出てしまっていますよね。
まず、名前全体でみると、属性「火」を中心に、「水」「金」という最悪の組み合わせになっております。しかも、火水金しか無い…。
- 火ー水(最悪の配置)
- 火ー金(最悪の配置)
さらに『三才配置』だけに限定すると、火ー水ー火の組み合わせになるわけですが…。
これは、強烈極まりない凶意が降りかかってくる大凶相。
危険度ナンバーワンの組み合わせ。
- 火ー水ー火(最悪の配置)
つまり、龍之介の人生の巡り合わせの悪さは、19という凶数の影響もあるでしょうが、三才配置を中心とした「数字同士の相性が強烈に悪い」ことが一番大きく影響したのではないか?という結論になります。
天才をも苦悩させ、自死するまでに追い込まれた「三才配置の悪さ」というものが、いかに厄介かをハッキリ示した例といえるでしょう。
名付けや改名を考えている人はご注意くださいね。
名前はやっぱり「三才配置」が大事!
今回の姓名判断ニュースは以上で終了です。
〈終わり〉