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この記事はグラフィックデザイナーで姓名判断研究家のネコヒート
今回は「姓名判断ニュース」の時間です。
2023年、大変ニュースを騒がせた「ススキノ首狩◯人事件」という名称で呼ばれた事件を取り上げます。
精神科医の父・田村修と、過保護に育てられ挙げ句の果てに首刈り○人鬼になりさがった田村瑠奈被告の名前を観ていきましょう。
今回は、「父・田村修編」です。
田村修は、地域で信頼される医者としての顔を持っていました。
一方、娘・瑠奈から事前の○害計画を告白されていながら何もできず指をくわえて見ていただけで…おまけに殺人の予行演習とも言えるSMプレイを娘と2人で行っていたというのですから、この父親も相当な異常者ですよね。
さて、こういう二面性を持つ人物の名前はどんなものなのでしょうか?
良い画数の名前なのでしょうか?
それとも…?
それではさっそく見ていきましょう、
まずは人物メモからです、
ドーゾッ!
人物メモ
- 名前:田村 修
- 年齢:60歳(2024年時)
- 職業: 精神科医
- 勤務先:勤医協中央病院精神科・リエゾン科長
- 家族:妻・浩子、娘・田村瑠奈
- 真面目で仕事熱心な医師。社会活動にも積極的に参加し人物としての評判も高い。
事件概要
2023年7月2日、北海道札幌市のラブホテル「ホテルレッツすすきの」202号室で、恵庭市の会社員・浦仁志さん(当時62歳)の首なし全裸遺体が見つかった事件。
事件発覚から約3週間後、北海道警は職業不詳の田村瑠奈(30歳)と、その父親で精神科医の田村修(60歳)を死体損壊などの容疑で逮捕しました。後日、母親の田村浩子(61歳)も同じ容疑で逮捕。
2023年8月から札幌地検が親子3人対して半年間おこなった鑑定留置の結果、地検は3人に責任能力を問えると判断し、以下の罪状で起訴しました。
- 娘・田村瑠奈:殺人と死体損壊罪
- 父・田村修被告:娘・瑠奈被告の殺人ほう助罪
- 母・浩子被告:死体遺棄幇助、死体損壊幇助
ちなみに、公判開始時期は未定ながら、父と娘のふたりは裁判員裁判対象事件となっているそうな。
2024年6月には、裁判員裁判ではない母親・浩子被告の公判が先んじて開かれました。
姓名判断
名前:田村 修
画数 | 属性 | 吉凶 | |
ハウス(天格) | 12 | 木 | – |
ライフ(人格) | 17 | 金 | 吉 |
ベース(地格) | 11 | 木 | 大吉 |
ジョブ(外格) | 6 | 土 | 大吉 |
マップ(総格) | 22 | 木 | 大凶 |
五格と三才配置が出ました。
数理
父・修のマップ(総格)は、波乱万丈のゾロ目数、22「虚栄エネルギッシュ運」で、大凶数です。
名前にも付いているように「虚栄」がキーワード。
「虚栄」とは、“うわべだけを装うこと。みえ”のことです。
すなわち、光と影、表と裏、などの反対の性質が同居するような過酷な人生を象徴しているのが22画の特徴だ、と言えるでしょう。
社会的な環境運をあらわすジョブ(外格)は、6「福徳ハッピー運」で大吉数。地域の愛される医者という側面とピッタリ。
ベース(地格)、11「我儘ステップアップ運」は主に初年運(若いときの運勢)をあらわし、順風満帆な人生を象徴。(うわべでは)医者になったし、しっかり家庭を築いた、という部分までなら確かに合致しそうですね。
問題は、ライフ(人格)の17「剛力バファロー運」です。
一応、吉数。
性格的には、頭の回転が早く合理的に物事を思考し見通しもシャープ、しかし、強引にコトを進める側面があり、人間トラブルや事件・事故を起こすことが多々ある、というのがこのナンバーの特徴です。
そして、まさに事件は起きました。
この事件一発で「人生が終了」してしまいましたが、ゾロ目凶数はこのくらいインパクトがあるナンバーなのです。
三才配置
三才は、「木-金-木」でした。
木が鉄の斧で切り倒される象をあらわしており、この組み合わせは、「凶悪配置」になります。
「凶悪配置」のところには、次のお告げ文が…
“無理強され貧乏びんぼうくじを引かされやすい配列。過労などで精神異常に陥る暗示あり。肝臓系、不眠症、神経症にご注意を…”
「無理強いされ貧乏くじ」なんて、瑠奈容疑者につきあわされた結果とピッタリ。なんとも「らしい」お告げ文です。
「精神異常」というフレーズも、本人の職業と、瑠奈容疑者と犯罪に手を染めた際の状態とも合致しているように思います。
十宮図
ネコヒート姓名判断では、独自の「十宮図」での鑑定をしています。
数字という観念・概念を図にすることで、視覚的に名前をとらえることができるため重宝しています。
今回は表の見方の関する詳細な解説は割愛させていただきますが、簡単に用語解説はしておきましょう。
- Peak : 頂点。運勢の良い時期
- Valley : 谷。運勢の悪い時期
- Event period : 大きな出来事が起こる期間
- Caution : 要注意年(人によって異なる)
この円のなかに、占星術のように線を引き名前を鑑定する、というわけなのですが、まずは、田村修被告の十宮図を見てみましょう。
出生年を1964年とし、計算していきます。
「2」地点が出生年。0歳…10歳…20歳…30歳のときは「2」地点に当たります。
田村被告のチャートで印象的なのは、やっぱり当ブログでよく登場する「ベルト」ですね。
チャートに帯状の形が出ることがあり、これを「ベルト」と呼んでいます。
このベルトを持っている人物は、突発的な事件や事故、不幸が起こることが実に多い。
とくに、コロナ禍において立て続けにお亡くなりになった有名人を鑑定しているときに、亡くなった彼らがことごとく持っており、それをきっかけに気づいた「凶相」のこと。
田村被告の名前の場合、
- 1-2-6-7
にベルトがありますね。
さらに、鋭角な三角が複数出ています。
- 2の位置(2-7-8)
- 7の位置(1-2-7)
- 8の位置(2-3-8)
事件自体は2023年の「1」の地点。
ベルトにかかっているようですね。
さらに、2024年は「2」の地点に移動。
ベルトと2-7-8の鋭角三角の相が重なり、裁判の行方が気になるところ。
名前全体で考えると、「ベルト」があったり、「鋭角な三角」が数多く出ており、不安定極まりない名前になっているということが、十宮図を観るとわかるわけです。
まとめ
それにしても「医者の不養生」を地で行く事件でしたね。
医者だから、教師だから、全員が100%立派などとは夢にも思いませんが、立派であって欲しいという願望を、今回の事件も見事に破壊してくれた想いがします。
さて、姓名判断的には、マップ(総格)がすべて。
ゾロ目凶数の極端さ、波乱万丈感がしっかり表れていましたね。
運勢的には、
“医者として「虚栄」を張るための象徴として、娘・瑠奈がいた”
ということ。
つまり、怪物を作った張本人は、田村修自身だったということになりますね。
瑠奈の祖父(修の父)が警告していた、修の瑠奈に対する溺愛も、修が瑠奈の言いなりになったことも、すべて22画という大凶数の目に見えぬ誘導だったのかも…。
しかし、医者という人を助ける職業の人物の娘が、人体損壊に執着する○人鬼という、この狂った状況…。
矛盾する感覚…分裂症的な感覚こそが、なんだか22画っぽい。
そして思うのです。
ゾロ目の凶数は怖いなぁ、と。
偶数のゾロ目(22,44)を持つ人はご注意ください。
今回の姓名判断ニュースは以上で終了です。
〈終〉