このブログへのアクセスありがとうございました。
この記事はグラフィックデザイナーで姓名判断研究家のネコヒートが書いています。
今回は「名前の時間」です。
じつは先日、また気になる「名前」に関する記事を見つけてしまいました。
という記事が、25年11月5日に「FORZA STYLE」という、いわゆる“スマートな大人男子のデジタルマガジン”に掲載されました。
その「名前」はおそらく80%以上の人が読むことができず、さらにヒドいことに、名前の持ち主である女性をも苦しめる名前だったのです。
さて、そんな不幸を呼ぶ「名前」とは?
そして、キラキラネームの弊害について再度考えてみたいと思います。
それでは、まず実際にクイズ形式で名前を確認しながら「キラキラネーム」かどうかを考察していきましょう。
これはキラキラネームですか?
それにしても記事の話、本当なんですかね?ちょっと信じがたい名前が登場しましたよ。
その名前とは…
“ 愛保 ”
一見可愛らしい女の子を想像してしまいますが、これこそが悲劇を呼ぶ名前。
さて、ここでクイズです。
「愛保」は、なんと読むでしょうか?
「あいほ」、「まなほ」など、ふつうに読んでもソコソコ読むことが可能です。ところが、実際はもっと難解な読み方なのです。
ヒントを3つ用意しましたので必要な人はアコーディオンボックスを押してください。
「あいほ」や「まなほ」ではなく、ヒネリが必要な名前になっています。ヒネリの正体を推理してみてください。
そう、「愛」をどう読むかがポイントです。
キラキラネーム・ファンのような年中変な名前をみている人なら、割と簡単にわかるかも。
全体的は「エッチ」「イカガワシイ」性的なイメージの読み方です。
とある施設の名称です。これにより思春期を迎える女子に付ける名前としてはふさわしくないと考える訳ですが…。
さあ、お考えください。制限時間は10秒。
正解は下のアコーディオンボックスをポチッと押してくださいね。
正解は「らぶほ」でした。
「愛」を「ラブ」と読むところがミソ。キラキラネームにはよくあるヒネリ方ですよね。しかし、我が子にこんな名前つけますかね?
さて、正解を見た人たち、読めましたか?
この話本当なんですかね?と言った意味がわかったでしょう。ふつうの感性を持つ親御さんなら、女の子に絶対付けない名前だと思います。
なんだかイカガワシサを感じるし、イジメられたりバカにされたり、苦労しそうな名前ではないですか?
現に記事の中では、愛保ちゃんはからかわれフサぎ込み登校拒否、それを復讐しようとお父さんが学校に怒鳴り込んだりしたそうじゃないですか。
それらの苦労や悲劇は、明確に名前が呼んだもの。
しかし、当のお父さんは、「そんな変なことを考える奴の方が低俗…」と言ったらしいので、世の中から変な名前が無くならないわけですよね…。
キラキラネームの弊害
キラキラネームには、当然ながらリスクがあります。個性的な名前であるがゆえの悲劇、弊害があることを知っていただきましょう。
この項目自体は、前回記事「松嶋尚美さんの」の記事にも掲載しましたが、「キラキラネーム」や「夜露死苦ネーム」の弊害を知ることで、親御さんたちがより素敵な名付けを行えるようになることを期待しての再掲載となります。
実際の事例や研究から、よく指摘されるデメリットを、簡潔に表にまとめてみました。
| 弊害の種類 | 詳細説明 | 具体例・影響 |
|---|---|---|
| ①読み間違い・手続きのトラブル | 漢字や読み方が独特すぎて、行政・医療現場で混乱を招く。君の病院例みたいに、緊急時で親子が連絡取れなくなるリスク。 | 施設の受付で名前を間違えられ、いじめや誤認の原因に。親が「読めないお前が悪い」と怒鳴り込むケースも報告あり。 |
| ②いじめや心理的負担 | 学校や職場で名前がからかいの対象になり、子供の自己嫌悪や孤立を招く。割合は明確じゃないけど、自己紹介時に「好奇の視線」が集まりやすい。 | 「読めない名前」のせいで馬鹿にされ、精神的ストレス。親の後悔率も高く、子供が名前変更を望むケースあり。 |
| ③就職・社会的評価の不利 | 履歴書や面接で「印象が悪い」「真面目さに欠ける」と偏見を持たれやすい。特に保守的な業界で。 | 面接官の慣れ不足で不利。心理学的に「自己主張の強さ」がマイナスイメージを生む。 |
| ④親子間の期待の重荷 | 親の「特別な願い」が名前から読み取られ、子供に過度なプレッシャーをかける。 | 「高い期待」の象徴として、子供の負担軽視につながる心理的影響。 |
とくに愛保ちゃんの場合、①「読み間違い・手続きのトラブル」、②「いじめや心理的負担」が該当するでしょう。
おまけに、将来的に保守的な企業への就職が難しくなる可能性がありますよね。そうなると、③「就職・社会的評価の不利」にも影響する可能性が大。
名前は、ただの親子間だけで使用するものではないのです。子供の未来を潰しているかもしれないことに、なぜか気付けない大人が多いのは困ったものですね。
最後にまとめです。
まとめ
今回の名前、愛保(らぶほ)ちゃんという名前は、キラキラネームの部類に入るのでしょうか?
ネコヒート姓名判断では、以下の3点から明確に「キラキラネーム」や「夜露死苦ネーム」であると判断します。
- 読めない(“愛”が漢字の範囲でない。カスリもしていない)
- 正解の読みが、不快、下品なものを想起させる
- 女子に不適当な名前のせいで苦労しそう
「弊害」の項目で指摘した3点を言い換えただけですが、愛保ちゃんと言う名前は、かなりタチが悪い部類の「キラキラネーム」や「夜露死苦ネーム」であると言っていいでしょう。
その後、愛保ちゃんの行方はわかっていないそうですが、2025年5月から施行された、「改正戸籍法」のもとなら、この名前は通らなかったかもしれないと考えると、やっぱり気の毒。
なぜなら、届け出る際に、「フリガナ」を付けねばならず、自治体によっては受理を拒否し差し戻すことができる制度だからです。
もっと早くからこういう制度があったのなら…。
かつて男の子に女の子の様な名前を付けて殺害されたお父さんがいました。「鼎事件」という、「名前」が引き起こした有名な事件です。
また、そのほかにも、男の子に「悪魔」と名付けた家族は一家離散しましたが、お父さんはいかにも「悪魔」という名前を付けそうな人物でした。
どれもこれも、子供の尊厳を踏みにじってつけたエゴを表現したような名前ばかり。
名前は、ただの記号ではありません。
子供は、親の付属品やペットではないのです。
いずれ成長すれば親元から独立し一人の代えがたい人間として世の中に存在感を発揮し生きていくわけですから、命名者は大人になった後のことを想像し、世の中の人々とソツなくコミュニケーションが図れる名前を付けてあげるべきなのです。
親からの初めての贈り物が、お子さんを一生苦しめるものでいいのでしょうか?
名前を付ける際は慎重に、そして冷静に…。
というところで今回の「名前の時間」は以上で終了です。
〈終〉






