このブログへアクセスくださいましてありがとうございました。
この記事はグラフィックデザイナーで占い研究家のネコヒートが書いています。
今回はひさびさのトランプ占いをお送りします。
題して“ひとりトランプ占い「神秘のピラミッド」”
この占いで占えることは、
ある事柄が何%の確率で成功できるのか?です。
自分の恋は何%くらい成就するのか?とか、相性で言えばどのくらい相性が良いのか?という切り口でも使えそう。
その他では自分の立てたプロジェクトの成功率とか。自分の好きなスポーツチームはどのくらいの確率で優勝できるのか、とか。
ハッキリ言ってなんでも占える万能型のカード占いと言えるでしょう。
単純に、吉凶を占いたい人にもオススメですよ。
巻末の結果表に大吉〜大凶を記載していますのでご活用ください。
さらに、前回の「ジョーカーのお告げ」よりもう少し長い時間楽しめて、非常にゲーム性が高いトランプ占いとなっております。
(サクッと占いたい人には「ジョーカーのお告げ」をオススメします)
それでは、ピラミッド型にカードを並べることで神秘性を兼ね備えたトランプ占いの代表格「ピラミッド」の手順を細かくお伝えしていきますからね。
さっそく説明に入りましょう。
ドーゾッ!
簡単な説明とルール
ピラミッド形に並べたカードと手札の合計が13になったらカードを取り除くことができます。
全部消すことが出来たら大成功!
残ったカードの枚数や段数で吉凶(成功率)を占うゲーム性の高いトランゲームです。
カードを消せるのは次の3つのケース。
その①
ピラミッドのなかの開いているカードと手札の合計が13になった場合。あくまで2枚のカードの合計です。
その②
ピラミッドのなかの開いているカードが13だった場合。
その③
ピラミッドのなかの開いている2枚のカード同士の合計が13だった場合。
以上、3パターンの13になるケースでカードをポイすることができます。
さあ、カードを準備して占ってみてみましょう。
準備
1組のトランプをご用意ください。
ジョーカーをのぞいた52枚を使用します。
遊び方
はじめのところから、ある程度のところまでを一緒に見ていきましょうね。
そこから先は同じ手順の繰り返しになります。
ルールはけっこう単純ですのでご心配なく。
それでは手順1からスタートしましょう。
手順1
まず肝心なのは「なにを占いたいのか?」
あなたの大切な願いごとを頭に思い浮かべ、魂を込めてトランプをシャッフルしてください。
なんどシャッフルしても構いません。
10回でもよし、願いごとの言葉の数だけシャッフルするもよし。
真剣に念じれば当たる確率が上がりますからね。
シャッフルが終わったらカードを1回まとめます。
手順2
カードは伏せたまま、ピラミッド型に並べていきましょう。
7段ピラミッドを作ります。
下のイラストを真似して、順番にトランプ同士を “重ねて” 並べてください。
(重ねる理由はあとでわかります)
手順3
並べ終わったら、一番下の7段目のカードをすべて開いてください。
これがスタート・ポジションです。
ちょっと大げさですが、占いを行うための祭壇が完成しました。
ちなみに「ポイ・エリア」とは合計13になったカードをまとめておく場所。
さあ、次の手順からいよいよ占いゲーム・ピラミッドが始まります。
手順4
手札の一番上のカードを引いてください。
スペードの8が出ました。
さあ、手札と、じっくり7段目を見比べましょう。
すでに合計13になっているケースがあるようですよ。
ここでルールのおさらい。
次の3つのケースでカード同士の合計が13になったら、そのカードをポイできます。
その①
ピラミッドのなかの開いているカードと手札の合計が13になった場合。あくまで2枚のカードの合計です。
その②
ピラミッドのなかの開いているカードが13(スペードK、クローバーK、ハートK、ダイヤK)だった場合。
その③
ピラミッドのなかの開いている2枚のカード同士の合計が13だった場合。
ということは…。
まず、(手札の)スペードの8とハートの5が合計13になりますね(ルール①)。
ポイ・エリアに移動しましょう。
あと、ハートのKも取り除けますね(ルール②)。
はい、クローバーのKもポイしちゃいましょう(ルール②)。
さらに、合計13になる組み合わせもあるようです。
そう、スペードのAとダイヤのQです(ルール①)。
だいぶ、7段目がスッキリしましたね。
手順5
次のカードを引く前に、重なりが無くなったトランプはひっくり返すことができますのでひっくり返しましょう。
あらたに開いたカードが出現しました。
クローバーの4、ハートのA、ダイヤのAです。
これが、重ねて並べた理由。
重なりはゲーム進行をちょっと楽しくするための演出だったのでした。
このようにして、どんどんカードを消していき、1番上のピラミッドを目指していくわけです。
さあ、開いたカードのなかにも合計13になるカードがあればポイしましょう。
はい、クローバーの4とクローバーの9が合計13になるのでポイできますね(ルール①)。
これ以上13になる組み合わせは無さそうのです。
重なりが無くなったところのカードをひっくり返しましょう。
ダイヤの6が出ました。
合計13になる組み合わせはなさそうですね。
手順6
手札から次のカードを引きましょう。
クラブの10が出ました。
しかし、クラブの10と足しても13になるカードはありませんね。
手順7
手札から次のカードを引きましょう。
スペードのJが出ましたね。
その結果、スペードのJとクローバーの2がポイで、さらに、重なりが取れたのでカードをひっくり返すことができます。
クローバーの4とスペードの6が出ました。
開いているカードで13になる組合わせはありませんので手札を引きます。
手順8
手札から次のカードを引きましょう。
ダイヤの7が出ました。
開いているカードのなかに、合計13になるカードが2枚あるようです。
2枚以上あった場合はどうしましょうか?
こういう場合、ポイできるのは1枚だけ。
直感でお好きな方を選んでください。
「必ず左側を選ぶ」というマイルールを設定してもOKです。
今回はスペードの6を選びましょう。
はい、説明の最終図はこんなカンジになりました。
これ以後の手順は、これまで通り、
- 手札をひく
- 場に合計13になるカードがあったらポイする
の繰り返しです。
そして、占いは、次のどちらかになったら終了になります。
- ピラミッドの全てのカードが消える
- ピラミッドが消える前に、手札が無くなる
その段階で、ピラミッドに何枚のカードが残っているのかで吉凶をはかります。
結果の見かた
さて、残っているカードの枚数で吉凶をはかるわけですが、全部消せた人は文句なしで「大吉」でしょう。
なんせ、めったに全部消せることなんかありませんからね。
以下に、残った段の数で吉凶(成功率)がわかる判断表を掲載しました。
あらわれた結果を吉凶でみたい人、成功率でみたい人、それぞれいらっしゃるでしょうから、目的にあった使い方をしてください。
状態 | 吉凶 | 成功率 |
全部消せた! | 大吉 | 90%以上成功するでしょう。 自信を持ってことに臨んでください。 誰かとの相性を占ったのなら相性は抜群です。 |
2、3段目で終了 | 吉 | 成功率は60%〜80%くらいでしょう。
細かいところにも目を向け再度チェックし、より成功率をあげていきましょう。きっとうまくいくと思います。 誰かとの相性を占ったのなら、いい相性の組み合わせです。 |
4、5段目で終了 | 小吉 | 成功率は30%〜50%くらいでしょう。いいとこ五分五分という感じ。
大切なのはあなたの気持ち。あとで後悔するなら果敢にチャレンジすべきです。躊躇する気持ちが少しでもあるなら「見送り」でしょう。 誰かとの相性を占ったのなら同じこと。 |
6段目で終了 | 凶 | 成功率は10%〜20%くらいでしょう。
少々甘い見積もりでことにあたろうとしていないでしょうか? 自分のことだけではなく自分以外のところにも目を向けると、別な考えやアイデアが思い浮かぶかも。今は力を蓄えるタイミングです。 誰かとの相性を占ったのなら、今はまだそのタイミングではないかも。次のチャンスは必ず訪れますからご安心ください。 |
7段目で終了 | 大凶 | 成功率はほぼありません。0%です。
そもそも計画や考え方になにか問題がなかったか再点検し計画を練り直してみましょう。次のチャンスは必ず訪れます。 誰かとの相性を占ったのなら、根本的なところでズレが生じているかも。 本質的な部分を再度確認して、自分と相手のことを深く見つめ直す作業が必要でしょう。 あせらず次の機会に備えましょう。 |
以上で“ひとりトランプ占い「神秘のピラミッド」”の説明を終わります。
次回のひとりトランプ占いは、超有名な「モンテカルロ」か、もっと本格的なトランプ占いのどちらかを掲載予定です。
それではまた!