このブログへのアクセスありがとうございました。
この記事はグラフィックデザイナーで姓名判断研究家のネコヒートが書いています。
今回は「姓名判断ニュース」の時間です。
“ハリウッドの巨匠ジェームズ・キャメロン監督が原爆をテーマにした新作映画「ラスト・トレイン・フロム・ヒロシマ(原題)」に着手することが明らかになった”
というニュースが、飛び込んできました。
これはアメリカのDeadline(エンタメ情報サイト)が報じたニュースで、チャールズ・ペレグリーノの新刊書「ゴースト・オブ・ヒロシマ(原題)」と、2015年に発売された「ラスト・トレイン・フロム・ヒロシマ(原題)」の映像化権をキャメロン監督が取得したことで話が進んだそうです。
そして、このニュースのキモは、「二重被曝者」の山口彊(つとむ)さんの存在。
「ラスト・トレイン・フロム・ヒロシマ(原題)」では、なんと、広島と長崎で、二度の原爆を生きのびた山口さんの身に起きた実話が描かれているのです。
1945年8月6日、出張先の広島で1度目の被曝者となった後、大ヤケドの身体で長崎に戻った山口さんは、8月9日に二度の被曝…。
ひとりの人物が、2回、ですよ。
そんなことあるんですね。
こういうあまりに特殊な、悲惨な経験をしている人は、一体どんな名前をしているのでしょうか?
名前に「サイン」は出ているのでしょうか?
良い名前なのか?
それとも…?
姓名判断チャートを掲載してみましょう。
姓名判断
合計ポイントは、なんと-85点。
かなり悪い名前、ですね。
おまけに、5格のうちハウス(天格)をのぞいた3格が悪い「破滅!泥沼ネーム」になっていました。
マップ(総格)は、22画「虚栄エネルギッシュ運」で、大凶数。
偶数のゾロ目なので、両極端な振り幅の波乱万丈な人生になりがちです。
ゾロ目の記事も掲載しておきましょうね。
しかし、某有名な先生によると22画は、21画と23画というパワフルな大吉数に挟まれたナンバーのためあまり凶意が無く、言うなれば「成功運を持った波乱数で、中吉」という説があることも付け加えておきましょう。
山口さんの名前には、その他の格にも、吉数らしい吉数がありません。
17画「剛力バファロー運」は吉数ですが、カドが立つ人間衝突運を秘め、事件・事故運を内包していて穏やかではありません。
19画「孤独アーティスト運」も4大凶数とも言われる凶数で「破壊非業数」ですし、4画「破壊ローリング運」もこのナンバーの持ち主を奇々怪々な人生へ誘導する「変怪数」。
7系と9系の組み合わせも当サイトでたびたび登場する「孤独相」という大凶の組み合わせ。
数理で言うと、良いところがありませんね。
おまけに、三才配置も最悪。
当サイトの早見表で調べましたら、山口さんの名前は「土ー水ー金」で「凶悪配列」でした。
そこには、こんなお告げ文が…。
“基礎運安定も、苦労多い割に利なし。さらに急変含みで不安定極まりない人生になる暗示あり”
ということで、山口さんの名前は、人が経験したことがないような出来事に遭遇しても不思議ではないくらいに、悪い名前になっていることも確か、です。
人生で2回も被爆するという特殊な経験は、名前のせいなのか否か?
しかし、これで姓名判断は当たっている、というつもりはありません。
前回の真田広之さんのケースもあるわけですから。
どのように感じるかは読者の皆さま次第。
ひとつの参考として見ていただければ、と思います。
まとめ
その後、山口さんは2010年に死去されました。
原爆症を原因とするがんだったそうです。享年93歳。
山口さんが亡くなる前年の2009年、ジェームズ・キャメロンは病床の山口さんを訪問しました。
そのときのことをキャメロンはこう語っています。
「彼は入院中だった。自身の物語に関するバトンを私たちに手渡してくれた。だからやらないわけにはいかない。私はそれから目を背けることはできない」
そして、山口さんは「私の役目は終わった。後はあなたに託したい」とキャメロン監督に英語で語ったそうです。
世界的にキナ臭い空気が蔓延している現在、こういう映画は大歓迎、ですよね。
しかし、原爆当事者であるアメリカ出身のキャメロン監督が、本当の意味で日本人が納得できるような作品に仕上げられるかは少し疑問です。
「オッペンハイマー」でもあれだけ大騒ぎしたんですからね。
原爆という恐怖体験を最新のCGを使い、観て面白い、ホラー映画仕立てのような、エンタメ風作品に仕上げられたとしたら…日本人としてはだいぶ意味合いが違う作品になってしまうのですが…。大丈夫ですかね?
頼むぞ、キャメロン。
ということで、今回名前を使わせていただいた山口彊さんのご冥福をお祈りするとともに、今回は以上で終了です。
〈終〉