このブログヘのアクセスありがとうございました。
この記事はグラフィックデザイナーで姓名判断研究家のネコヒートが書いています。
今回は「姓名判断ニュース」の時間です。
“遺体や遺骨を運ぶ国際霊柩送還士の活動を描いた『エンジェルフライト』などのノンフィクション作家・佐々涼子(ささ・りょうこ)さんが1日午後4時8分、悪性脳腫瘍のため、自宅で死去。56歳”
というニュースが飛び込んできました。
56歳。
若いですよね。
佐々涼子さんと言えばノンフィクション作家で、2012年には『エンジェルフライト』で開高健ノンフィクション賞を受賞され、その後ドラマ化までされました。
そのほか、終末医療をテーマにした『エンド・オブ・ライフ』や東日本大震災で大きな被害を受けた石巻市の製紙工場を取り上げた『紙つなげ!彼らが本の紙を造っている』も話題になりましたよね。
社会のなかで見過ごされがちなことに光を当てつづけ、弱い者を置き去りにしていく昨今の世の中においては貴重なノンフィクション作家だったと思います。
そんなノンフィクション作家・佐々涼子さんの突然の訃報でしたが、一体どのような名前だったのか、姓名判断チャートを掲出してみましょう。
姓名判断
名前の合計ポイントは、「-35点」でした。
ネコヒート姓名判断の平均点が現在「4.42点」であることを考えますと、かなり悪い点数ということになります。
数理の方は、15画「最強ラッキー運」や29画「疾風怒濤ボスキャラ運」という強運数があり、一国一城の主としての活躍が見込めるナンバーを持っている一方で、急激な災難をもたらす大凶数、19画「孤独アーティスト運」や、10画「虚無ギャンブラー運」があって、完全な引っ張り型の名前になっています。
さらに、悪い方の暗示を増幅させるのは「三才配置」が原因で、佐々さんの場合、この部分が、「火ー水ー土」という凶悪配列だったのです。
「火ー水ー土」には以下のお告げ文が…。
“平穏無事なときもあるが長続きせず、変動・変転運あり障害、逆境の人生になる暗示があります。心臓、腎臓、腸の病気にご注意を”
ということで、成功運・強運数が複数あっても良さが活きづらく、結果、突然の災難に見舞われる名前になってしまっていたようです。
さらに、ライフ(人格部)に水性の数字(9系統、0系統)があることも見過ごせません。
これもここ数年とくに多く見かけるパターンで、佐々さんもこの中に入ってしまったのは本当に残念ですね。
というわけで、結論だけでいうのならば、ひじょうに残念ではありますが、それなりに悪い名前になっていたようには思います。
しかし、毎度書いていますが、これだけで「姓名判断が当たっている」と主張するつもりはサラサラありません。
姓名判断が当たっているのか?ただの偶然か?そのあたりは皆様の感性にお任せすることとしましょう。
そして、今後もこういう形で画数の発表を行うことがありますが、その都度、一緒に考えていっていただけましたらうれしい限りです。
冒頭にも書きましたが、昨今の世界情勢、弱い者を置き去りにしていく世の中に変貌しつつあります。
油断すれば一気に引きずり落とされ、弱さを見せたら一生浮かばれないような、異様な社会に。
この先どうなるのか?この先生きていけるのかな?と思うこともしばしばではありますが、佐々さんはそんな世の中で見過ごされがちな世界に光を当ててきた稀有なノンフィクション作家でした。
こういうタイミングで貴重な人物が亡くなってしまったことは本当に残念。
佐々さんのご冥福をお祈りするとともに、今回の姓名判断ニュースは以上で終了です。
〈終〉