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この記事はグラフィックデザイナーで姓名判断研究家のネコヒートが書いています。
「姓名判断ニュース」の時間です。
“柳葉敏郎さん「もう『室井慎次』を演じることはないと思っていた」…主演映画のヒット記念し秋田市で凱旋会見”
というニュースが、10/27に読売新聞オンラインで報じられました。
いやあ、まさか(?)の大ヒットですね。
1997年に放送開始され、映画版も大ヒットしたテレビドラマ「踊る大捜査線」シリーズ。
本作「室井慎次 敗れざる者」は、「踊る大捜査線」シリーズのスピンオフ作品として柳葉敏郎が演じる人気キャラクター、室井慎次を主人公に据えた作品で、2部作の前編となっております。
しかし、「今どき誰が観るんだ?」なんて、勝手に大コケするものだと決めつけていましたが、これは、ひとえに有名プロデューサーの亀山千広氏の力なのでしょうか?
それとも、面白いストーリーを紡いだ脚本家や主演の柳葉敏郎さんのおかげなのでしょうか?
いや、わたしは、「名前」のおかげなのではないか?と考えました。
しかも、柳葉さんではなく、「室井慎次」の方です。
さあ、20年以上離れた時の彼方からやってきたヒットの秘密は、「室井慎次」のおかげなのか?
「室井慎次」は、どんな名前をしているのか?
さっそく姓名判断チャートを掲載しましょう、
ドーゾッ!
姓名判断
名前は、「−20点」でした。
ネコヒート姓名判断の現在の平均ポイントが「4.42点」であることを考えると、まあまあ悪い名前ですね。ヒット作の主人公という割には…という感じがしますね。
しかし、数字はなかなか面白いものが揃っています。
マップは、33画「野心野望ビースト運」で、これは男子出世数の親玉みたいなナンバーで「頂点」をキーワードとする画数だし、ライフ18画「一気通貫マッスル運」は、知恵や信念とスタミナを象徴するナンバーで、警察官・刑事という仕事にはピッタリ。頑固でやや度量が狭く孤立する感じも、信念を貫く男・室井慎次と似てなくもない。
ライフ18画を補う、15画「最強ラッキー運」はトップクラスの強運を誇るナンバーで、警視正まで昇った男にこそふさわしい。
いやあ、よくできてますね。
漫画の主人公の記事を作った際にも思いましたが、不思議と「名前と姓名判断のシンクロ率」が高かったのです。
よって、名前のチカラでヒットした可能性は十分にあると、ネコヒート姓名判断では、考えます。
さて、ここまでは良い点ばかりを挙げてきましたが、「−20点」の名前ですから、そうは言っても悪い部分だってあります。
20画「浮沈アウトサイダー運」は波乱万丈の大凶数ですし、その暗示は、青島(織田裕二)との約束を果たせなかったことを悔やみ、警察官組織に絶望し、故郷の秋田に帰る室井の姿と重なります。
そして、良い方のところで書いた33画も。
先ほど「頂点」というキーワードがあると書きましたが、このナンバーはゾロ目数です。
「墜落」という意味もあるということを付け加えておきましょう。
良いことも悪いこともひっくるめて言うならば、総じて、室井慎次の持つナンバーは、性格と、大まかな人生経路が一致しているように思うのは私だけでしょうか?
まとめ(オチ予想)
さて、最後になりますが、室井慎次の三才配置の極端な悪さは、今後の「物語の展開」「オチ」が暗示されているようにも思うのです。
室井慎次の三才配置の「火ー金ー水」はなんと「大凶配列」です。
最も悪い三才配置のひとつ。
大凶配列「火ー金ー水」には次のお告げ文が…。
“不平不満ばかりがつのり中途挫折ばかりで成功は絶望的。晩年はますます不安定になります。有名な大凶配列です。病気ではとくに呼吸器系、脳疾患にはご注意を。急な災難や病難、自殺にも要注意…”
いかがでしょうか?
“不平不満ばかりが募り中途挫折”…警視正を辞めるまでの室井の姿が描かれているようではありませんか?
本作「室井慎次 敗れざる者」では、警察組織に落胆し、のんびり田舎暮らしを始めているところに謎の少女(事件を起こすキーの人物)が室井の元を訪れるそうな。
そして、再び室井を「事件地獄」へご招待。
この辺りはまさに、「晩年ますます不安定」「急な災難」に現れているというのは考えすぎでしょうか?
しかし、ということは、名前には、これからの物語も描かれているのでは?
ネコヒート姓名判断の予想では、室井慎次の「自己犠牲」がキーワード、だとニラんでいます。
「踊る大捜査線」シリーズ自体がもともとシリアスな映画ではないから、室井慎次が亡くなることはないハズ。しかし、「あ、死んだ?」という感じの演出はあるのではないかなぁ。
(シリアス映画なら、亡くなる可能性もありますけどね)
この演出が、かつて約束を果たせなかった青島への禊(みそぎ)にもなるわけです。
「死ぬくらい頑張ったんだからチャラにしてよ、青島」という、いわゆる「ご破算願望」みたいなものですね。
と同時に、33画が暗示する「天国から地獄」という極端さと、最悪な三才配置の悪さを、一気に、同時に表現できると思うのです。
しかし、プロの脚本家はもっとはるか上をいくのかな…行って欲しいですけどね。
本作「室井慎次 敗れざる者」は、2部作なので、結末はだいぶ先ですが、果たしてどうなるのでしょうか?
皆さんも、お楽しみに。
というところで、今回の姓名判断ニュースは以上で終了です。
〈終〉